特殊詐欺とは、不特定の人に対して対面することなく、電話、はがき、FAX、メール等を使って行う詐欺のこと。「振込詐欺」と「振り込め詐欺類」に分けられる。警視庁を取材すると、この振込詐欺件数が多過ぎて、捜査期間が伸びていると話す。
この振込詐欺の捜査は、警視庁の知能犯担当刑事が中心となって担当しているが、他の部署からの応援も入れて、捜査を行っている状況。手口も巧妙化し、一般の方からの捜査協力が、なかなか得られない現状だ。捜査員は、とにかく一番弱い立場のお年寄りが被害に遭っている状況に、大変な危機感を持っており、日夜、特にお年寄りを守ることを、最優先に、休日も返上して捜査にあたっている。
怖~い特殊詐欺とは・・・
【注意喚起】
このハガキは「特殊詐欺」です‼️
特殊詐欺だから絶対に電話してはなりませぬよ。 pic.twitter.com/EUd0E5onIq— OGA (@loverylita) March 11, 2019
【注意喚起】
このハガキは「特殊詐欺」です!!
特殊詐欺だから絶対に電話してはなりませぬよ。
一見すると、裁判所からの通知に見えなくも無い。これで、慌てて電話してしまうと、相手の思う壺になる。裁判所からの通知は、特別送達という方法で送られて来る。ハガキで送られてくることは無い。郵便局員が直接手渡しで持って来て、受け取ったら、確認の印を押す形なので、特別送達かどうかが、この件を簡単に見破り法である。
不審なものが送られて来たら、最寄りの警察署に相談するのが一番だ。そんな中、ネットでは、ますます巧妙化しているという意見が寄せられている。
ネットの反応・・・
これも特殊詐欺 うちに来たやつ pic.twitter.com/t9uarwToIw
— すすむ (@varu88) March 12, 2019
裁判所なら地名が入った裁判所の印字が入ってるし、特別送達で来るからわかるよ。特別送達は、郵便屋さんが直接渡して印鑑要求するし。
— アーネスト佐藤(コミックコレクター) (@ernest_sato_xx) March 12, 2019
裁判所はハガキは出さない。封書できます。
— 奈加 仁志(naka hitoshi) (@CAuLJBy2tctM1CN) March 12, 2019
巧妙化する手口
手口が毎年巧妙化し、捜査員と犯罪者集団のイタチごっごになっている今。捜査員によると、こういった特殊詐欺のリーダー達は、海外でフェラーリを乗り回すなどの優雅な生活を送っているそうだ。他人を騙して金品を要求、絞り取る手口は、言語道断。何か不審なことがあったら、直ぐに警察に相談。何か気付いたことがあったら、これも警察に情報提供。
社会全体で、弱い立場の方を守ろう!
警視庁ホームページ 特殊詐欺についてのリンク
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/tokushu/furikome/furikome.html
掲載写真 写真AC
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