「夜の校舎窓ガラス壊して回った」...昭和後期から平成初期あたりに中高生だった世代に「若者の代弁者」として祭り上げられた尾崎豊。僕はそれより下の世代ですが(小学校に入って間もない頃に尾崎豊が亡くなってしまった世代)ライブ映像などをみて全力で歌うカッコよさを感じたものです。ですが、今の子供達にこの歌詞は全然響かない事でしょう。表面上は良い子達が増えた現代、窓ガラスを壊したりする子達は最早絶滅危惧種。今の不良達を、教師の方がこう語っていたそうです。
とある教師から、今どきの生徒指導が、ほぼほぼWEB上の素行不良の指導になっていると聞いて、愕然とした。
子どもたちはリアルの夜の街を彷徨ったり、窓ガラスを割ったりしない。
夜のWEBを彷徨って、WEB上の窓ガラスを割っている。— 西川公平 (@gestaltgeseltz) May 27, 2019
なるほど。今の悪い子達はweb上で悪さをするのか...勿論昔の不良を美化するつもりは毛頭ありませんが、それはそれでものすごい厄介ですね...
ちなみに、今の子供達はタバコなんて、全然吸わないらしいです。大人でももうあんまり吸わないし、不良やかっこよさの象徴ではなくなってしまった。
— 西川公平 (@gestaltgeseltz) May 29, 2019
たしかにそうなんですよね。タバコに関しては、ゆとり世代と呼ばれる僕らの少し下の世代の子達からかなり吸う人は激減していると思う。
Twitterの反応
これについてはやはり、世代間でかなり見解の違いはある模様。
SNS本名でやるって話と絡めて、昔は「ネットはネット、リアルはリアル」だったけど今の生活水準は「ネットもリアル」と表現されるものになりつつあるんじゃないですかね。ここの乖離は大きいですよ。
— 紅水母(べにくらげ) (@Scarlet_Jelly) May 29, 2019
たしかに、ネット黎明期からの所謂「インターネット老人会」の人達は匿名性を気にするって言いますんもんね。今の子達は良くも悪くもネットでも「そのまんま」なのかも。
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「大人の目が届かないところ」とか「大人が駄目だと言っているところ」とかに行きたい集まりたいという感じもあると思うので、ネットというのはいろんな意味で都合が良いというか楽しい感じはありそう。— 箱あんこう (@10cube) May 28, 2019
そこは時代問わず変わらないところなのかも。
今、青少年健全育成関係のポスター、スマホとネットのことしか書いてないもんなぁ
— 高根たかね(C96 4日目西た19b) (@dambiyori) May 28, 2019
そう言われるとたしかに。
今の子達は、昔の子達はと比べるのもなんだか変な話ではありますが、時代の違いというのは当然行動や生活に変化を与えてくるわけですね。しかし、大事なのは個々のリテラシー。それは昭和も令和も変わりません。
画像掲載元:フリー素材ドットコム