薺←読めるのは10人のうち1人かもしれない難読漢字4選!

「薺」という漢字を読むことができますか。この漢字は食べることのできる植物の名前を表しています。春に見かける植物ですから、そろそろスーパーの店頭にも顔を出し始めてきているのではないでしょうか。しかし店頭で「薺」を見て、「あっ薺がある。」などと言うことができる人は、ほとんどいないのではないでしょうか。もし言えるとしたら、その人はかなり料理通の人なのではないでしょうか。

「薺」という漢字は何と読むでしょう。

「薺」という漢字の読み方は「なずな」です。「なずな」というのはアブラナ科の二年草だそうです。

「なずな」という植物を見たことはありませんか。「七草がゆ」に使われる材料の1つです。

「菘」は何と読むでしょうか。

こちらも「七草がゆ」の材料の1つです。

答えです。

「菘」と書いて、「すずな」と読みます。

「すずな」は、蕪(かぶ)の古名でもあるようです。

「蘿蔔」は何と読むでしょう。

こちらも「七草がゆ」の材料の1つです。実際に「蘿蔔」を見せられると、「あぁ、これか。」と思ってしまうでしょう。

答えです。

「蘿蔔」と書いて、「すずしろ」と読みます。

「すずしろ」というのは、大根の別の呼び方です。「すずしろ」は「清白」とも書くそうです。

最後の漢字です。「繁縷」という漢字は何と読むでしょう。

こちらも「七草がゆ」の材料の1つです。

答えです。

「繁縷」と書いて、「はこべら」または「はこべ」と読みます。

「はこべら(はこべ)」は道端で見かけたことがあるかもしれません。ナデシコ科の二年草の植物で、道端で自生しているものを見ることもできるようです。

今回の漢字は「七草がゆ」の材料ということで選んでみました。七草ですから、あと3種類あります。その3種類をお知らせしておきましょう。

残りの3種類は、「芹(せり)」「御形(ごぎょう)」「仏の座(ほとけのざ)」です。

「七草がゆ」の日が近付くと、七草すべてがセットになっているものを見かけるようになります。セットになっているものをバラバラにして、それぞれの名前を正しくいうことはできるでしょうか。

難しいけれど俄然読んでやろうと思わせてくれる難読漢字はたくさんあります。しかし、時には、思わず「これ漢字なの?」という言葉が口から出てしまいそうな難読漢字もあります。「丫」←読めたら超漢字マニア!漢字検定1級レベルの漢字!

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