スーパーの激安うなぎを、わずか5分で激ウマうな丼に変身させる方法

image:秒刊SUNDAY

今年の土用の丑の日は7月21日の火曜日。例年よりも涼しいとはいえ鰻でも食べてスタミナをつけたいところですが、近年の不漁により国産だと一尾3000円はくだりません。それでもスーパーで販売されている外国産であれば一尾1000円以下で購入可能だったりします。そんな「激安うなぎ」を5分で「激ウマ」に変える方法をお教えします。

今年は「うなぎ」が少しだけ安くなっている!?

筆者がスーパーで見つけた中国産「うなぎ」は大ぶりのものが一尾なんと599円!昨年までだと1000円はしたような気がするので、今年は安くなっているような気がしないでもありません。コレをひと手間加えるだけで美味しくいただいちゃいます!

「激安うなぎ」を「美味しいうなぎ」に変身させる方法はこちら

それでは、さっそく調理(?)していきましょう。

材料、必要なもの(1~2人前)

激安うなぎ 1尾

うなぎのタレ 大3

ご飯 丼1杯(固め推奨)

料理酒 50ml

熱湯 500ml

クッキングペーパー

キッチンペーパー

まずは「うなぎ」を2つに切ります。今回は比較のためにそのまま食べる分を残すので、真ん中を少し残して3つに切り分けています。

切ったらおもむろに熱湯をかけます。元々塗ってあるタレを流し落とすイメージで、思い切って大量にかけちゃいましょう。熱湯をかけ終わったら、キッチンペーパーで型崩れしないように優しく水分を拭き取ってください。

余分な水分を拭き取ったらクッキングペーパーを敷いたフライパンに「皮を下にして」乗せ、料理酒をまんべんなくかけていきます。クッキングペーパーが無ければそのまま直にフライパンに乗せてもいいのですが、皮がフライパンにくっついてしまう可能性があるので気を付けてください。

金銭的に余裕がある方であれば「久保田」や「越乃寒梅」「森伊蔵」等の高級日本酒をふりかけても・・・きっと大丈夫!

料理酒をかけたら、アルコールを飛ばすために30秒ほど強火で沸騰させます。アルコールを飛ばしたら火を弱火にしてから蓋をして2分ほど蒸し焼きにします。

蓋を取って余分な水分を飛ばしたら、ご飯を盛った丼の上に乗せてうなぎのタレと山椒(分量外)をかけて完成です!ちなみに日本食研さんの「うなぎのたれ」は「うなぎ」がなくてもウマい!

たったこれだけで中国産の「激安うなぎ」がふわっふわの「激ウマうなぎ」に代わっているはず!ラーメン丼ぐらいある器なのですが、ご飯が見えないほどの「うなぎ」で埋め尽くされました。

ひと手間かけた「激安うなぎ」を実食してみる

いよいよ実食の時間です!うなぎのタレの匂いって、なんでこんなにも食欲をそそるのでしょうか。もうガマン出来ません!いっただきまーっす!!・・・と、その前に比較するために買ってきてレンチンしただけの「ウナギ」を先に食べてみます。

パクリ・・・うん、悪くない。若干生臭さはあるのですが、ゴムっぽい感じもなくごく普通の「うなぎ」の味です。激安の上に何もしていなくも、そこそこの味はします。牛丼チェーン店で食べる「うな丼」といったところでしょうか。

そしていよいよ「酒蒸し焼き」した「うなぎ」をつかった「うな丼」を食べてみます!今度こそ、いっただきまーっす!!

違うっ!明らかにさっき食べた「うなぎ」と違う!ふわっふわで臭みが全くなくなっている!本当に別物、その辺の「鰻屋さん」で出されていても信じてしまうレベルに昇華しているっっ!!コレが599円の「うなぎ」とはにわかに信じられないレベルの「うな丼」が出来上がってしまった!!

そこまで美味しくなければ「ひつまぶし」にでもして食べようと思っていたんだけど、そんなことを考える間もなく完食してしまいましたよ・・・今まで食べてきた「スーパーのうなぎ」って何だったのだろうと考えさせられるくらい味が変わります!土用の丑の日にぜひお試しあれ!今回も美味しく出来ました、ごちそうさまでしたー!!

「スーパーじゃなくてお店の鰻が食べたい!でもコロナ禍で動けない!」という方は、テイクアウトを利用してみてはいかがでしょうか。

画像掲載元:SS.ナオキ