一瞬で答えられる人の直観力は半端ないかも!「?」に当てはまる数字を答えよ!

A、B、C、Dの4個の円をそれぞれ3等分しました。それぞれの円で3等分されている場所に数字を書き入れました。しかし、Dの円に書かれているのは”7”、”7”、”?”という数字と文字で、数字は2個だけです。A、B、Cの3つの円の中に書かれている数字の間にはある関係が成り立っています。あなたは、その関係を見破って「?」に当てはまる数字を答えることができるでしょうか。

A、B、Cの円の中に書かれている数字は...。

それぞれの円の中に書かれている3個の数字の間にはどのような関係が成り立っているのでしょう。これから、その関係を見ていきましょう。しかし、大勢の人の中には、説明なんか見なくても簡単に答えがわかってしまう人もいます。もし、あなたがそういう人ならば、説明を見る時間がもったいないですね。どうぞ答え合わせをしてください。

Aの円の中にある3個の数字の間にある関係は...。

Aの円の中に書かれている数字は、”2”、”4”、”8”の3個です。3個の数字のうちの2個を選んで掛け算をしてみましょう。

2×4=8、2×8=16、4×8=32 となります。なにか気付くことはありますか。これだけの結果から「?」に当てはまる数字を答えるのは難しいですね。Bの円の中に書かれている数字を見てみましょう。

Bの円の中にある3個の数字の間にある関係は...。

Aの円と同じように、3個の数字のうちの2個を選んで掛け算をしてみましょう。

4×6=24、4×9=36、6×9=54 です。「あっ、4×9=36だよね。」なんて考えている人、鋭いかもしれません。

Cの円についても同じことをしてみましょう。

3個の数字のうちの2個を選んで掛け算をしますよ。

5×10=50、5×20=100、10×20=200です。「5×20=100だぞ。」

Dの円では、どのように考えたらよいでしょう。

Dの円は他の円と少し違っています。A、B、Cの3つの円の中に書かれている数字の中に同じ数字はありませんでした。しかし、Dの円の中に書かれている数字は2個で、2個とも”7”です。とにかく、これまでと同じように掛け算の式を作って見ましょう。

7×7=49、次は「?」と2個の数字を掛ける式を作ればよいですね。7×?=( )と7×?=( )という式ができるはずです。今のところ、( )の中の数字は不明です。

ここまでに出てきた式をもう一度見てみましょう。

□の中に書かれている数字は、”16”、”36”、”100”です。”16”という数字は、4を2乗したときの答えです。”36”という数字は”6”を2乗したときの答えで、”100”という数字は”10”を2乗したときの答えです。下の図をよーく見て下さい。4を2乗するということは、4×4を計算することと同じです。

下の図を見て下さい。

Aの式では、一番上と一番下の式の中に”4”が1個ずつあります。この2個の数字を掛けると”16”になります。

Bの式では、一番上と一番下の式の中に”6”が1個ずつあります。この2個の数字を掛けると”36”になります。

Cの式では、一番上と一番下の式の中に”10”が1個ずつあります。この2個の数字を掛けると”100”になります。

では、Cの円の中にある「?」はどのような数字でしょうか。

□の中にある”49”という数字は...。

”?”×”?”が”49”になればよいのです。ということは、?に当てはまる数字がわかるのではないでしょうか。では、答え合わせをしてみましょう。

答えです。

?に当てはまる数字は、”7”です。

円の中に書かれている数字を見てそれらの数字の関係を考えるというのは、簡単ではないような気がします。答えを出すまでに長い時間をかけなくてもよいという人は、なにかそのような才能を持ち合わせているのではないでしょうか。

実は円の中の数字を配置するときに、その配置がすぐに答えにつながってしまわないようにしました。そのせいで答えを出すまでに少し時間がかかってしまった人がいたかもしれません。

隠されている規則をみつける問題はたくさんあります。規則をみつけて「?」に当てはまるマークをみつける問題 の中に隠されている規則は簡単に見つけられるでしょうか。