ロック・イン・ジャパン・フェスティバル2024、NHKのフライング報道でプロデューサー「激おこ」の事態に

国営ひたち海浜公園

2019年まで国営ひたち海浜公園で開催されていた、邦ロック最高峰の夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(通称ロッキン)。コロナ禍の影響で2020、2021年と中止になり、2022年から復活の予定でしたが……茨城県医師会の大失態で、2022年から千葉県蘇我市で行われることになりました。そして2024年にひたちなか市でも復活するとの報道が……NHK水戸放送局が医師会に続いてやらかしやがりました。マジでふざけんな!!!

ROCK IN JAPAN FESTIVAL2024は5日×2=10日間!

2019年を最後に、茨城県医師会の大ミスによって茨城県ひたちなか市に代わり千葉県蘇我市での開催となってしまったロッキン。邦ロック最大フェスが茨城県から消えたことは、茨城県民にとって非常にダメージの大きな出来事でした。

あれから3年、ROCK IN JAPAN FESTIVAL2024は、蘇我市とひたちなか市で2回開催という朗報が!しかしこのタイミングでの発表、これがNHK水戸放送局によって「ぶち壊し」になった結果なんです。

「開催決定の発表は公式と足並みを揃えて欲しい」という至極真っ当なお願いを無視して、NHK水戸放送局がフライングで報道したとのこと。

いろいろな調整を経て決めた開催発表の日程でした。何度もNHKには開催発表を公式と揃えることをお願いしましたが、全く聞いてもらえませんでした。
公式と同時に発表し、開催を祝ってほしい。僕の望みはそれだけです。そんなに緊急性のあるニュースなんでしょうか?確かに話題にはなるでしょう、でも本当にフェスを盛り上げるなら同時発表の祝祭感を作って欲しかった。
何度もリークはやめて欲しいとお願いしましたが、叶いませんでした。

このお願いを受けての報道が、下記になります。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2023」の最終日に蘇我とひたちなか療法での開催を発表したかったことと思います。これは無念でしょう……。

驚くべきは一部の人が「NHKが気を使う必要がない」とか「民主主義が成り立たない」とかいう、どうかしている「とんでも理論」を振りかざす人もいるということ。あまり使いたい言葉ではありませんが「マスゴミ」という言葉が使われてしまうのも、わからない気もしません……。

NHKから、総合プロデューサーの渋谷陽一さんに送られた回答は下記のとおり。

「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」は、国内最大規模の野外音楽フェスティバルで、開催場所が2022年から千葉市内に変更されたあとも、茨城県内では「国営ひたち海浜公園」での再びの開催を待ち望む声があり、地元のNHK水戸放送局としましても、音楽ファンはもとより、地域振興に与える影響など、様々な側面から非常に関心が高いと考え、取材を重ねてきました。
今回の報道は、関係者への取材により、来年のイベントを国営ひたち海浜公園でも開催する方向で最終調整されていることがわかったため、広く伝える意義があると判断し、お伝えしたものです。
一方で、開催について、関係者の皆様が様々な調整を重ねてこられた実情をくみ取り切れておらず、ご指摘を真摯に受けとめて、今後の報道に生かしてまいります。

引用:NHK水戸放送局からの返答

以前の仕事でNHK水戸放送局と仕事をすることが多かった筆者としては「NHKに伝える」ことは、文春に自ら「不倫してるけどナイショにして」って言うようなものですけれどね。本当に横柄で、自分たち以外はマスコミではないという態度で振る舞っていたことを昨日のことのように思い出します。

筆者の件はもう10年も前のことなので、少しは良くなっていてくれればいいな……くらいのことだったのですが、今回の件を聞いて「一切改善していないんだな」と感じました。

NHK報道の件は非常に残念ではありますが、ひたちなかにロッキンが帰ってくることが確定!ロッキンが無くなってからは、地元茨城放送が独自のフェス「LuckyFes」を7月に開催されていたので、来年は7月と9月に大型フェスを「ひたちなか」で楽しむことが出来そうです!これは楽しみ!

また、茨城県医師会から理不尽な要求を受けたにも関わらず、再び「国営ひたち海浜公園」での開催に動いてくれたスタッフの方々、総合プロデューサーの渋谷陽一さんに感謝の気持ちでいっぱいです。来年は久しぶりに「茨城」でのロッキンを楽しむぞー!!

一度は開催決定していた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2021」を記念して書いた記事はこちら。メロンまるごとクリームソーダ、来年はロッキンの会場で食べたい!

source:「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」公式サイト