ガラス製の「海のかけら」が目を奪われる美しさ!制作者に話を聞いた

image:NORTHERNLIGHTS(@NLGA_official)

窓や食器などに使われる「ガラス」は、約5000年以上前に誕生したそうです。日本にガラスがシルクロードを渡り伝わって来たのは、紀元前1世紀ごろなのだそう。そんな長い歴史を持つガラスですが、Twitterにて、NORTHERNLIGHTS(@NLGA_official)さんがご投稿した「ガラスアート作品」が話題を集めています。一目見たら引き付けられる透明感のある海のような色彩と、波のようなフォルムが繊細で美しい作品なのです。今回は制作者にお話を伺いました。

まるで海のかけら!美しいガラスアート

「Pocket Size Ocean」というワードと共に、ガラスアート作品の動画と写真が掲載されたツイートを発見しました!

ツイートのリプ欄には、国内外から「飛行石か」「Oooooooh. Pretty.」「美し過ぎる」などとった声が寄せられ、波打つ海面に太陽の光が射し込んだような輝きを放つ、ガラスアート作品に注目を集めています。

制作者さんインタビュー

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制作者のNORTHERNLIGHTS(@NLGA_official)こと、佐々木淳(ササキアツシ)さん(以下、佐々木さん)にお話を伺いました。記事のトップ画像の[Pocket size ocean/水]は、兵庫県のカーディーラーLEXUSのVIPルームにも展示されているオブジェなのだそうですよ。

■ガラス作品の制作歴を教えてください

ーーもともとはハイジュエリーを15年位作る会社に勤めていました。 ガラスは以前から興味を持っており、2009年からNORTHERNLIGHTSという名で活動を始め、埼玉県春日部市の glass studio NORTHERNLIGHTS(自宅工房)で全て作品を作っています。作品は、普段は日本やアメリカ等のガラスイベントや、アートショー、ギャラリーなどで展示販売しています。

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■海のかけらのような作品ですが、どのように制作されているのでしょうか?

ーー作品は耐熱性の硬質ガラスを素材にして、酸素バーナーで約2000℃の炎で溶かしています。色はガラスを使ったり、純金、純銀等の鉱物も使い着色しています。

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■ツイートされている作品を見ると、緑や青など海を感じる作品が多いようですが、佐々木さんは海が好きなのですか?

ーーはい。海は大好きで色々な国の海を訪れて、海を見て写真を撮ってきています。 特にバリ島が好きで、20回は海を愛でに行ってると思います。波の音をきいていると心が落ち着いて癒されたり、その時によって海の表情が変化するので眺めていて飽きませんね。

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■作品のテーマは?

ーー自然界にある、形のないものを自分のイメージで形にしていますね。ブランド名のNORTHERNLIGHTS(ノーザンライツ)もオーロラという意味でつけました。作品は主に皆さんの身近で身に付けたり、お使いいただけるのようなペンダント、ガラスペン、オブジェ等を制作しています。 ほとんどの作品のテーマがオーロラ、水、氷、夜空とった自然界にあるものをモチーフに制作していますよ。

佐々木さんお忙しい中、お話をしていただきありがとうございました。今後も佐々木さんが手がけられた、唯一無二の素晴らしいガラスアート作品にお目にかかれるのを楽しみにしています。

取材協力:NORTHERNLIGHTS(@NLGA_official)・NORTHERNLIGHTS(HP