この和菓子の名前、台湾でも名前が乱立していると話題に

誰もが見た事のある、昔ながらのおやつのコレ。皆さんの住む地域では何と呼ぶでしょうか。一番メジャーなのは「今川焼き」でしょうか。ちなみに筆者の住む北海道では「おやき」と呼ぶことが多いです。何と無個性な呼び方だろう。日本全国だけでも名前が全然違うこのおやつ、実は伝来先でも同じように名称争いが絶えない「喧嘩の引き金おやつ」だったのです。

台湾では

紅豆餅」「車輪餅」と呼ばれているそうです。ごく一部では太古饅頭と日本でも使われる名前で呼ばれてもいるとか。伝来した台湾でも名前が統一されていない始末。何故なのでしょう。このおやつに著しく見た目に個性がないからでしょうか?

その他の名称がエグいほどある。

今川焼き、大判焼きが横綱級の有名度。回転焼き、小判焼き、おやき、太古饅頭、蜂楽饅頭あたりもかなりの知名度を誇る。それ以外にも、山ほどあるこのおやつの名称。一つになることは有り得るのだろうか。

その他の名称

浅草焼
あじまん
甘太郎焼
画廊まんじゅう
義士焼き
二重焼き
御座候
御紋焼
しばらく
じまんやき
人工衛星饅頭
ずぼら焼き
太郎焼
天輪焼
七越焼き
花見焼き
日切焼き
びっくり饅頭
ヒット焼き
あづま焼
黄金饅頭

何個あるんですかってくらい名前が出てきました。むしろ、これ以外にもまだあるのでしょうか?気になります。もし、全部の名前と地域を暗記していれば、このおやつを見せて、呼び名くを聞くだけでその人の出身地がわかるようになってしまうのでは。

番外編

恐らく形が似ているからでしょう。ジャパニーズ・マカロンという名前まで追加されて、このおやつの名称戦国時代に突入待ったなしです。

以前、自動車の免許を取るために行く「自動車学校」の略称に地域性があるという記事もありましたが、このおやつはそれ以上に地域性があるので、「正式名称」とだけは口が裂けても言わない事にしていこうと思います。

画像掲載元:写真AC