オタク大国日本。漫画、アニメ、ゲームなどのサブカルチャーはもはやメインカルチャーと言っても良い程になくてはならない物になりました。日本のみならず、世界中で愛されている日本のオタク・カルチャーは、今や文化的だけでなく、日本の経済的にもかなり重要なモノになっております。そんな日本が誇るアニメ文化が外国人に与える影響はやはり大きいようです。
アニメが好きで日本語を覚える外国人は多い
クールJAPANの先駆けともなったアニメ文化。そんなアニメをさらに楽しむために日本語を勉強するという外国人の方は沢山増えています。しかし、アニメでの言葉遣いなどは日常会話と同じかと言われると、少しズレがあるのは当然の事。そんなズレが起こした奇跡的な間違いが話題になっておりました。
間違えた敬語で第一声
アニメだけで日本語を学んだ友人、初めて会った時の第一声が「貴様の名前はなんだ」だった。腰抜けた。
— チヌの海 (@tinunodoichugo) July 16, 2020
「貴」という漢字、「様」という漢字、どちらも普通は敬語に使われる良い意味の漢字です。しかし、貴様となると何故か敬語とはかけ離れてしまうという勘違いから「貴様の名前は何だ」という上官(鬼軍曹)の新兵に対する質問みたいな言葉になってしまったという悲劇的パターンです。
日本語って難しい
貴様、昔は尊敬語でしたから。あながち間違っていないかも(^^)
— 暇人 (@safefield) July 17, 2020
昔は尊敬語として使われていたという貴様。日本語は比喩表現や皮肉など、使うのが難しい言葉も沢山ある上に柔軟で新しい言葉がすぐできたり、造語があったりと複雑です。たしかに完璧な習得は難しいのかも。
こりゃあ、誤解しますわ……笑 pic.twitter.com/0GHYB3uq24
— すぎを (@Yu_Pi_Te_Ru) July 18, 2020
翻訳。英語での意味は「you」とだけ書かれていました。それは誤解されますね。
同じ「生」でも読み方多すぎ問題に直面していたラトビア人の方も話題になっておりましたが、日本語ってやはり難しいんですね。
画像掲載元:写真AC