マクドナルド「ジューシーチキン赤とうがらし」辛口評価レビュー、懐かしすぎて涙が出た

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マクドナルドの50周年を記念バーガーとして、6月23日から販売されている3種類の復刻バーガー。「テキサスバーガー2021」「トリチ」そして「ジューシーチキン赤とうがらし」である。どれも昔食べたかな…と記憶が曖昧になるほど、懐かしすぎるハンバーガーの一つであり、だからこそいま一度食べておきたい商品。ということで今回は「ジューシーチキン赤とうがらし」を辛口レビューしてみた。

ジューシーチキン赤とうがらしとは

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ジューシーチキン赤とうがらしは、2008年にレギュラーメニューとして販売されていたもの。現在はレギュラーメニューではないが、10年ぶりの復刻となる。

そんな懐かしいハンバーガー。10年の時を経て、復活したのはいいが、味が劣化しているんじゃないかと言う心配もある。

ちなみに2008年当初のリリース情報が今でも残っているので確認いただきたい。

「ジューシーチキン 赤とうがらし 」は、ジューシーなモモ肉を、赤とうがらしを使用したスパイシーでサクサクな衣で味付けし、少し甘めのマヨソースとシャキシャキレタスをあわせてゴマつきバンズでサンドした、ホットなおいしさが新しい一品です。辛みの効いたチキンは、ジューシーさにこだわりモモの一枚肉を使用し、また、チキン自体にも味を付けることでチキンのうまみと刺激的な辛さがより引き立ち、一度食べたらクセになる商品です。

引用:マクドナルド

販売当初の販売価格は単品290円。
そして現在は単品税込390円と100円も値上がりし、時代の流れを感じる。

さぞかし品質は文句なしなんだろう。
そこでさっそく注文して確認してみることにする。

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こちらが「ジューシーチキン赤とうがらし」。

様々な食材が詰まった豪華なハンバーガーに比べ、お世辞にも、うまそう…ではない。

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バンズを開けてみても、シンプルにレタスとチキンが鎮座。

至ってシンプル。本当にシンプルな商品。

さっそくかじってみる。

すると、見た目とは裏腹に、かぶりついたパティから、溢れんばかりの肉汁。

そして、後追いで来る「辛味」。

それが時間差で見事に融合し、強烈な旨味となる。

このタイムラグを見事に操ったこの商品、本当に只者ではない。

この10年の歳月を経て一段とその技術が進化していると感じる。

食材・調理法、全てがこの10年で変わっているハズ。

その時の流れと、味の濃淡グラデーションが妙にリンクし、10年前の煌々たる思い出を蘇らせる。

「あの頃は良かった」でも「辛かった」。

2008年といえば北京オリンピック。まさか13年後の今年東京で行われるとは。

そんな思い出にふける辛口なハンバーガーであると言える。

こころなしか、額から汗。これは辛子による汗なのか、いや「泪」なのかもしれない。

おかえり、「ジューシーチキン赤とうがらし」。

Source:日本マクドナルド