「薬缶」→間違って読んでしまいそうな難読漢字4選!

「薬缶」という漢字を見たことがありますか。この漢字は一体どのように読むのでしょうか。漢字で書かれると、「薬缶」が表すものはわかりにくいのですが、多分多くの人は「薬缶」そのものを知っていると思います。「薬」には「くすり」、「缶」には「かん」という読み方があります。そう考えると、「薬缶」は「くすりかん」とも読めそうですが、その読み方は正しくありません。では、この漢字は何と読むのでしょうか。

「薬缶」の読み方は...。

「薬缶」は「やかん」と読みます。「やかん」は、お湯を沸かす道具ですが、もともとは薬を煎じる道具だったそうです。

次の漢字は「燥ぐ」です。

「燥ぐ」という漢字はどのように読むと思いますか。「燥」という漢字はご存知ですよね。「乾燥」の「燥(そう)」です。しかし、「燥ぐ」は「そうぐ」とは読みません。

答えです。

「燥ぐ」という漢字は、「はしゃぐ」と読みます。「はしゃぐ」というのは、調子にのってふざけ騒ぐことを意味しています。

次の漢字は「浮腫む」です。

「浮腫む」という漢字は何と読むでしょう。「浮腫み」から「み」を取ると「浮腫」という漢字になります。この漢字は「ふしゅ」と読みます。「ふしゅ」とは何を意味している言葉なのかご存知でしょうか。その意味が分かると読み方もわかります。「浮腫」には、「ふしゅ」の他に別の読み方もあります。その読み方は「浮腫み」の読み方と似ています。

答えです。

「浮腫む」という漢字は、「むくむ」と読みます。「浮腫」という漢字は、「ふしゅ」という読み方と「むくみ」という読み方があります。

最後の漢字は「狼煙」です。

「狼煙」という漢字はどのように読むのでしょうか。「狼(おおかみ)」に「煙(けむり)」ですよ。なんだか怖そうなイメージがありますね。この漢字を読める人って、天才ではないでしょうか。

答えです。

「狼煙」という漢字は、「のろし」と読みます。

「狼煙って何?」という人がいるのではないでしょうか。goo国語辞典では、「狼煙(のろし)」のことを「合図や警報のために、薪 (たきぎ) ・火薬などを用いて高くあげる煙。」と説明されています。また、「一つの大きな動きのきっかけとなるような、目立った行動。」とも説明されています。

今回の難読漢字4問を難なく読むことができたとしたら、その人はかなり漢字に精通している人なのでしょうね。うらやましい限りです。

読めそうで読めない難読漢字、どう見ても読めそうもない難読漢字など、漢字の問題一覧 には色々な漢字の問題があります。