永久欠番の航空機がレーダーに観測される、ネット上で報告相次ぐ

image:写真AC

毎年、夏になると怖い話やちょっと不思議な話の体験談が多く寄せられます。特に一般にお盆と呼ばれる時期の前には説明のつかない、変わった出来事が起こりやすく感じるという人もいるようです。今、ネット上では日本人の多くが痛ましい出来事として記憶している、あの事故を想起させる何とも不思議な話がネット上で話題になっています。

あの「JL123」がレーダーで観測される

その話題はこちらのツイートが始まりとなっているようです。

JALの123便が墜落して多数の死傷者を出したのが1985年のちょうどこの時期8月12日で、以降JALは「123便」を永久欠番にしていたはずなのですが、では今フライトレーダーに映っているJALの123便は一体どこの飛行機で、何をしに行くのでしょうか

1985年に起きたボーイング747型機が山中に墜落した日本航空123便墜落事故、それ以降永久欠番となっているはずの「123便」がフライトレーダーにて観測されたという不思議な出来事が起きたのです。

同一のユーザーからその後「0時43分にアプリから消えた」とも投稿されており、結局何だったのか、一時投稿が殺到する騒動となりました。

同様の確認報告が続出

ネット上では、同様の報告が多数寄せられています。

他にも「噂の航空機、マジでいた」「本当にあった。少し気味が悪い」「何かしらのミス?それにしても不思議」といった驚きを含んだ投稿が続出します。

また、当時の報道の一部を使い、「123便が何かわからない人向け」と動画付きで投稿してくれるユーザーもいます。1分半ほどとすぐ見れる動画時間になっていますので、気になる人は見てみると良いでしょう。今回の話題がわかりやすくなるかと思われます。

3年前にも同様の事態が起きていた

実は、飛行機への理解が深い方であれば多くの人が知っていることのようなのですが、3年前にも日本航空123便墜落事故を彷彿とさせる航空機トラブルが大々的に報道されていました。

時期が事故のあった時期と類似していることもあり、「毎年、日本航空123便墜落事故があった時期には不思議なことが起きる」という意味深なツイートも見られます。

今回の「123便」の正体は

今回、観測された123便の正体ですが、まだはっきりとしたことはわかっていません。

地上でテスト中か何かのトランスポンダ(意図は不明)に「0123」が入力されて「JAL0123」が発信されて、それを受信したFR24が「JAL0123」→「JL123」とIATAコードでの便名に置換した結果だと思われますね。

現時点では上記の投稿のように何らかのヒューマンエラー、システム不具合のいずれかである可能性が高いと考えるユーザーが多いようです。また、「今回と類似のタイプミスは過去にも数回あった」とも述べられています。

最近では、議員の背後に映りこんだ謎の腕も話題になりました。これからの時期、今回のような不思議な話が寄せられる機会がまだまだあるのかもしれません。