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かつて「ピアノマン」と呼ばれる謎の記憶喪失男が話題となりましたが、なにか緊急事態の際には、音楽を奏でて落ち着こうという精神はどこにでもあります。もちろん今はコロナウイルスの騒動でどこも大騒ぎとなっているわけですが、そんななか、こちらではあのレバノンでの大爆発時に、ピアノを弾く人が現れたというのです。
レバノンでの爆発
レバノン爆発、死者135人に 124mのクレーターできる https://t.co/dihMLxYsjz
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) August 6, 2020
さて、中東レバノンの首都ベイルートで4日に発生した爆発で、現在135人が死亡、5000人が負傷していると報道されております。
またその現場では124メートルのクレーターが出来、その爆発地となっていた倉庫には、推定、2750トンの硝酸アンモニウムが置かれていたということです。
つまりその爆発の原因としてはそれら、爆発作用のある化学薬品が影響し、このような事故になったと推察されるが現時点ではまだ詳しいことは明らかになっておりません。
そんな中、こちらの街で被害を受けた人々の様子が判明し始め、とある女性の様子が今話題となっております。それは・・・
爆破された家の中でピアノを弾く女性
Video of elderly Lebanese woman at her home playing the piano while surrounded by broken glass and rubble, captures the spirit or #Beirut.
This city doesn’t give up and keeps rising from the ashes: pic.twitter.com/FUp1fuTGQK
— Joyce Karam (@Joyce_Karam) August 5, 2020
こちらは爆破され、家がメチャクチャになった状態。幸い、命は助かったようですが、今後この家をどう建て直すのか。まだまだ課題は残るわけです。
しかしよく見てみると一人の女声がピアノを弾いているのです。こんな状態でピアノを弾くと言う精神状態はなかなか屈強ではありますが、こんなときだからこそ弾く、そう考えることも出来ます。
この投稿には多くの反響が寄せられており、大惨事となったベイルートに、わずかながら、感動的で、希望を持てる映像となりました。
しかし他国とはいえ、演奏曲が「蛍の光」というのも、日本人からしても、なかなかシュールではあります。
果たして今後、ベイルートは元の状態に復興するのでしょうか。
Source:DailyMail