何だこれは!世界のハイテク車椅子があまりも衝撃的過ぎると話題に! | 秒刊SUNDAY  

何だこれは!世界のハイテク車椅子があまりも衝撃的過ぎると話題に!

街中で、段差や階段が乗り越えられない。外食ではテーブルの高さがあわない。バスに乗れない……。バリアフリー化が進んでいるとはいうものの、まだまだ車いす生活者にとって日本は快適とはいえません。しかし、そんな車いすの不便さを少し……いえ、かなり解消してくれそうな電動車いすがスイスで開発されました。

進化した車いす!

皆さんは車いすについてどんな風に考えていますか?
「いろいろ不便そうだな」とか「段差とか階段とか、自力で移動できないところがたくさんあって気の毒だな」などと感じたことはありませんか?

いま、その車いす自体がハイテクの力で猛烈な進化を遂げています!

この動画をご覧ください。スイス製の「Scewo」という電動車いすです。急な階段を昇り、道の段差を乗り越え、雪道もへっちゃら。人間が立ったくらいの高さまでリフティングもしてくれますし、バスのステップも乗り降り自由です。

これはMashableという海外メディアによるツイート。しかしその説明は「スイスの学生が開発したScewoという電動車いす。階段を上り下りできる」というごく簡単なものだけです。
そこで「もう市販されているの? どこで買えるの? いくらくらいするの?」と調査を開始しました。

スイス発の学生ベンチャー「Scewo」登場

調査の結果、見つかったのがScewoの公式サイト(おそらくスイス語)です。

このサイトを辛抱強く読んでいくと(頑張れGoogle翻訳!)、チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)の学生だったBernhard Winterさんが卒業制作で「ロボット工学を応用した車いすをつくろう!」と思い立ち、10人の仲間を集めて「Scarevo」というプロトタイプを2015年に完成させたのが始まりだったとのこと。

彼らは次々にプロトタイプを進化させていき、2017年には会社設立。クラウドファンディングで資金を調達し、ようやく2018年9月、「Scewo Bro」の販売にこぎつけます。価格は24500スイスフラン。日本円にしてなんと約270万円(!!)。現在のところ予約受付中で、手元に届くのはもう少し先になる見込みです。

一般的な電動車いすの5~6倍というお値段がネックですが、

・階段が上り下りできる
・たいていの段差は平気で乗り越える
・セグウェイのような感じで小回りが効き、小走り程度のスピードで走れる
・ステップバスなら自力で乗り降り可能
・座面を地面に近づけたり、リフトアップしたりできる

といった機能を見ていくと「自分が車いす生活者だったら、いくら高くてもこれ欲しいだろうな……」と思いました。乗用車1台分の値段で「健常者に少しでも近い日常生活」が買えるなら……。

次のプロモーションビデオを見たら、なんか……感動して涙が出てきました。

日本勢も頑張る!

さて、ハイテク車いすはScewoばかりではありません。モノづくり大国・日本も頑張っています。たとえば、WHILL株式会社。こちらの「WHILL Model C」あたりもなかなかのスグレモノです。

誰もが車いすを必要とする……かもしれない未来

最近TVCMなどでもよく耳にする「人生100年時代」というキャッチフレーズ。厚生労働省によれば「ある統計によると、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えている」とのこと。

いくら健康な人でも、100歳近くになれば足腰が弱ります。そう遠くない未来、日本には車いすを必要とする人が激増するのではないでしょうか。車いすは身体に障がいがあったり、あるいは事故などで体が不自由になったりした人のためだけのものではありません。誰もが、いずれは車いすを必要とするかもしれないのです。

厚生労働省 「人生100年時代」に向けて

そうなったときに「こうあってほしい」車いす。もちろん都市のバリアフリー化の推進や、私たちのダイバーシティに対する意識改革の取り組みも重要です。でも、Scewoのような車いすが、必要とする人にすんなり届く。日本がそんな社会になってくれるといいですね!

(ちなみに、ノルウェーでは「自転車専用のエスカレーター」というものも登場しているようです。これを応用すれば、車いすもいけそうな気がしますが……)

画像掲載元 足成

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