これは知らなかった「非常口マーク」2種類の意味が存在した!

画像にあるような非常口マークを見たことがありますか。このマークの正式名称は「誘導灯」といいます。大きな施設、公共の施設、飲食店、事務所などには必ず設置されているので見たことが無いという人はほとんどいないでしょう、しかし、誘導灯が示す意味が分かっている人はどのくらいいるでしょうか。あなたは上の画像が示している3個の誘導灯が、どのような意味をもっているか答えることができるでしょうか。

誘導灯には3種類あります。

誘導灯とは初期段階の避難誘導を目的としているもので、地震や火災などの時に安全な場所へ通じる通路へ導いてくれるものです。誘導灯には、避難口誘導灯・通路誘導灯・客席誘導灯の3つの種類があります。上の画像では避難口誘導灯と通路誘導灯の2種類が示されています。どれが避難口誘導灯で、どれが通路誘導灯かおわかりになるでしょうか。

こちらは避難誘導灯です。

避難口誘導灯というのは非常口の場所を誘導するために設置されています。緑色の地色に白色の文字や矢印がデザインされていて、この誘導灯のすぐ近くに非常口があるということを示しています。避難口誘導灯のデザインはこれだけではなく、他のデザインもあります。

こちらは通路誘導灯です。

この矢印の方向、つまり右側に向かって進むと非常口に行きつくことを示しています。この通路誘導灯と避難口誘導灯との違いがお分かりになるでしょうか。

避難口誘導灯の場合、緑色の地色に白色の文字や矢印がデザインされていると説明しました。しかし、こちらの通路誘導灯は地色が白色で、デザイン部分である矢印は緑色となっています。

つまり、避難誘導灯と通路誘導灯では、使用されている色は同じですが地色とデザイン部分の色が逆になっているのです。

こちらも通路誘導灯の例です。

この誘導灯の地色は白でデザイン部分(矢印)は緑色です。ですからこの誘導灯は通路誘導灯ということになります。この誘導灯の位置からですと、左側へ進んでも右側に進んでも非常口に行きつくことができるとわかります。

こちらは誘導標識です。

こちらは最初の画像の中には入っていませんでした。誘導標識といい、誘導灯のようには発光しません。通路部分にはめ込まれていたりします。暗闇で光るように蓄光塗料を塗っているそうです。

客席誘導灯についても説明をしておきましょう。

誘導灯のひとつとして客席誘導灯があります。映画館などの客席の通路側についていて、足元を照らしているあかりのことです。暗い中でも明かりを頼りに前へ進んでいくことができます。

3種類の誘導灯のうち客席誘導灯は避難口誘導灯や通路誘導灯との違いがはっきりと判りますが、避難口誘導灯と通路誘導灯は似ているので、その違いをしっかりと覚えておいた方が良さそうですね。通路誘導灯を目印にしてそこへ行ったとしても、そこに非常口はありません。非常口への方向を示しているだけです。

避難しなければならない事態は起きてほしくありませんが、もし避難しなければならなくなった時には、慌てず冷静に行動したいものです。

情報掲載元:https://twitter.com/MPD_bousai/status/1108142513645219843

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