フルフェイス装着を推奨する投稿に共感続出、その恐ろしい理由が話題に

image:写真AC

バイクは車とはまた違った楽しさや魅力がある人気の乗り物です。しかし、非常に高い危険性を含んでいることも否定できません。現在はバイク自体も乗りやすいモデルが増えてきていますが、それでも事故の危険性をゼロにはできません。少しでも安全に楽しむためには頭を守ってくれるヘルメットの装着が必要です。そんなヘルメットに関する注意喚起が話題となっています。

フルフェイス装着を求める投稿が話題に

話題になっているのはこちらの投稿です。

バイク事故に遭遇した患者を診ると顔面部を大きく損傷しているケースが多いとのことで、フルフェイスヘルメット、もしくはシステムヘルメットの装着を呼びかける内容となっています。

バイクでの事故を体験、目撃した人はイメージできるかと思いますが、確かに顔面に大怪我となるケースは少なくありません。

筆者としてもバイク乗りには排気量や目的問わずフルフェイスヘルメットなど顔全体を保護できるものの使用を推奨したいところです。

ちゃんとしたヘルメットは安くはないが…

上の投稿者は教習所に通いながらヘルメットを購入したとのことです。初心者なのに、ということはありません。むしろまだバイクに不慣れな人こそ正しい装備をするべきでしょう。

また、上の投稿でも触れられていますが、事故の際は怪我のリスクだけではなくそれに伴う治療費も考慮する必要があります。

その点を踏まえても、フルフェイスヘルメットは安価なものではなく、「アライ」「ショーエイ」といった一流メーカーのものを選ぶのが推奨されています。値段は安くはありませんが、有事の際のリスクを考えれば決して高くはありません。

モデルによりますが、予算は2~3万円前後は見ておきたいところです。探せば上記メーカーのものでも2万円台から見つけられるはずです。

また、ちゃんとしたフルフェイスヘルメットは慣れるまで装着時、息苦しさや窮屈さを感じることがありますが、徐々に慣れていきます。メーカーごとに形状も変わるので、お店の人に頼んでいろいろなメーカーのヘルメットを被らせてもらうのがおすすめです。

バイク事故では下あごを損傷する危険性が高い

上の投稿でもわかりやすい画像が添付されていますが、バイク事故時には下あごを損傷してしまうケースが非常に多く見受けられます。

経験された方はご存知と思いますが、筆者の感想としてもあごを含む顔面部分の治療は程度にもよりますが、相当辛いです。

筆者は左顎から目元まで影響する手術の経験がありますが、そのときの影響か、顔を正面から見たとき微妙に左右が均等ではない部分があります。治療を行っても完璧には戻らないケースもあるようです。

他にもフルフェイスヘルメットを使わないデメリットはざっと以下のものが思い浮かびます。

・走行時、顔面に飛んでくる小石や虫が直撃する

・ある程度の速度になったとき、単純に風圧が辛い(安全な車両操作が難しくなる)

・精神的な不安感に繋がり伸び伸びと運転しづらい

特に、走行中の小さな石や虫はシールドがあればほぼ気になりませんが、シールドなしで顔に直撃すると大怪我する場合もあります。

バイクは非常に魅力的な乗り物ですが、このように気を付けなければならない部分も多くあります。バイク乗りの方にはくれぐれも安全に気をつけながら楽しんでほしいですね。