ガチャポンの中身がわからないカプセル、その長所と短所とは……

ガシャポン

子どものころ20円を入れて……なんて、遥か遠い昔のこととなっているカプセルトイ。今は300円が主流で、500円や1,000円を超えるものも珍しくなくなっています。ガチャポン全体にいえることではあるのですが、販売機の外から中身が見えるため「残っている商品」がわかってしまうという長所であり欠点があったのですが……。

ガチャポンの中身を見えなくする長所とは

あと数個……ガチャポンが売り切れ間近になると、中に何が入っているかがわかるのは必然でした。それによって、お目当てのものがなければ売り切れるまでに時間がかかることも……購入者にとっては長所、販売者にとっては短所ともいえることでした。

悪質な業者だと人気商品やレアだけを抜き取ったり、上に配置したりする場合もあるので「見えなくなる」ということは基本的には長所が多くなるということになります。

ただ、ケンエレファントの500円カプセルのようにフィルム付きの場合は中身が確認できないのですが、バンダイ(バンダイナムコ)のような場合は開けても戻せたり穴をよーく見ると中身がわかったり……簡単に識別できるわけではないんですけれどね。

ちなみに「穴」は、子どもがカプセルを口にしたときの「空気穴」になるという大切な役割になっているそうです。

完全ブラインド方式、最大の短所とは……

今回は偶然というか、思いっきりブラインドカプセルの悪いところが出たので……ちなみに商品の「まめきちまめこニートの日常スヤスヤZzz・・・マスコット」に罪はありません。

 

ガシャポンのカプセル、今回お目当てが「まめこ」さんだったのですが……。

ガシャポン

1個め、メロちゃん。あざとかわいいな、このフィギュア。ちょっと塗りが甘すぎるのが気になるけれど。

とりあえずまめこさん1個でも……。

こういうことだ!

もちろん「メロ」に罪はない、これを企画して販売してくれたバンナムも悪くない。だがいしかし!カプセルの色が違ったり透明であれば、マシンに入れる時に出来るだけ同じものが続かないようにするのが、ガチャ補充員の性質なのだ!(実は筆者経験アリ)

1/5の確率で3回続くというのは単純計算で1/25となり、しかも2個は排出されているので確率的にはもっと少なくなるはずなんです。それを目視でバラせれば更に続けて出る確率が減らせるのですが、ブラインドカプセルだとそれが出来ないんですよ……。

色々と考えた末にこうなったことは理解出来るのですが、なんかこう同じモノが連続で出ることを防ぐ仕組みはないものなのでしょうか……ちなみに別の場所でもう一度回したのですが、メロでした!もしかして筆者が「持ってない」だけなのかもしれません……。

販売店の中にはこういう店舗もあるので、一概にブラインドカプセルをやめてくれとも言えないんですよ。これは難しい問題かも……。

source:プレミアムバンダイ