船橋屋のかき氷「藤(ぶどう)」は亀戸天神前本店限定、ふわっふわの氷が秒で消えていく……

船橋屋かき氷

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1805年創業、元祖くず餅の老舗である船橋屋。この時期になると「かき氷」を求めて行列が出来ることもあるのですが、その中でも「本店」でのみ食べることの出来る「藤(ぶどう)」が美味しすぎると話題になっています。それなら……行くしかないですよね、食べるしかないですよね!「くず餅乳酸菌」が入っているというかき氷、食べに行ってきます!

船橋屋「亀戸天神前本店」限定かき氷、藤(ぶどう)

元祖くず餅でおなじみの船橋屋。各店舗で限定のかき氷を提供しており、どれも好評とのこと。中でも「亀戸天神前本店」限定の藤(ぶどう)の美味しさは、一度食べたら病みつきになってしまうとか……。白桃が大好きな筆者、広尾に後ろ髪を引かれながら、錦糸町を目指すことに……。

夕涼みがてら、かき氷でも食うか……営業時間注意!

「船橋屋 亀戸天神前本店」は、JR総武線の錦糸町駅もしくは亀戸駅が最寄り。筆者は錦糸町から「錦糸公園」の中を歩いて進むルートを選択。錦糸町駅北口からは徒歩10分程度です。

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錦糸公園からスカイツリーを見ながらの散歩、贅沢な時間です。

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そのまま「蔵前橋通り」まで出たら、墨田区を抜けて江東区へ。ココまでくれば目と鼻の先ですよ。

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汗だくになりながら、船橋屋に到着!この状態で食べるかき氷、絶対美味しいに決まってるって!

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なんかすっごい錦鯉がいる!建屋自体は戦後に建てられたということではあるのですが、風格ありまくり。

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それじゃあ「かき氷」でもいただきますか。「すみませーん、かき氷を……」と伝えたのは17時10分……なんとラストオーダーは17時ということでした。マイガーっっ!!痛恨のミス……仕方ない、明日出直そう。

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かき氷「藤(ぶどう)」上品且つ、ぶどうの濃い味

あれから22時間、翌日の15時過ぎに到着。店内は8割席が埋まっており、ほぼ全員が「かき氷」を頬張っている状態でした。猛暑日だけど涼しい店内で熱い緑茶をいただき「藤(ぶどう)」の到着を待ちます。

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5分後に、シロップがかかっていない状態で到着。

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なるほど、これを自分でかけながら味を調整するってわけね。一見少なそうに見えるのですが、超濃厚シロップなので、十分に足りる量なんですよ。

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ちょっとづつかけながらいただくと……口に入れた瞬間、あっという間になくなります。かき氷の「ガリガリ」とか「シャリシャリ」ではなく「すっ、ふわん、ささーっ」という表現で正しいのかな……繊細なかき氷。

船橋屋 かき氷

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シロップは濃厚そのもの、流行りのシャインマスカットなどではなく、いわゆる「和の葡萄」といった味わい。かき氷にはピッタリの甘みと風味。

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ちょっとだけ果実も添えてありました……これがまた美味しい!1粒に3粒分くらいの味が濃縮されているかのようでした。

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ピスタチオかな……おそらく。ぶどう味のかき氷に、香ばしさが思いの外マッチしています。

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食べ進めていくと、器のそこにたっぷりと何か入っています……こしあんだっ!なんと、甘さが抑えられた、小豆の風味たっぷりの上品なこしあんが「どかん」と入っていました。これが「ぶどう」と……合う、めちゃくちゃ合う!初体験の組み合わせ「かき氷×ぶどう×こしあん」は絶品すぎ!

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ほんとあっという間、撮りながら食べても5分くらいで終わったんじゃないかな……。これで1,050円は安すぎ!絶対にリピ確定っす!

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大満足なんてものではなくお店を後にした筆者、次は広尾に「白桃」を食べに行くか。そんなことを考えながら錦糸町に到着すると、大切なことを思い出しました……くず餅買ってねぇ!残念だけど、それはまた今度ですね。ごちそうさまでした!

船橋屋 亀戸天神前本店限定 かき氷 藤(ぶどう)  1,050円(税込)

ある意味、対局にある「かき氷的なモノ」はこちら。のんびりお店で食べるかき氷とナイター見ながら食べるみかん氷、どっちも捨てがたいんですよね。

source:元祖くず餅「船橋屋」