FP3級試験がCBT化へ、いつでもどこでも受験でき受験生増加につながると話題に

ファイナンシャルプランナー3級・2級の5月試験が近づく中、FP受験生にとって大きなニュースが舞い込んできました。受検日時・場所を自由に選択できるCBT方式による試験へ移行することが決定したのです。受験へのハードルが下がることからも、今後は受験生が増加するのではないかと話題になっていました。

FP3級、CBT化へ

現在は年に3回、紙の問題冊子と解答用紙による試験方式実施されているFP試験ですが、2024年度からFP3級試験がCBT方式へと完全移行することが発表されました。

CBT(Computer-Based Testing)方式は、パソコンを使用して実施する試験の総称で、パソコンに表示される試験問題にマウスやキーボードを使って解答する試験方式です。

すでに、日商簿記検定やIT系の国家資格でも運用がされており、ようやくFP試験にも導入される運びとなったのです。

FP試験は、FP日本協会と金融財政事情研究会の2団体で行われていますが、両団体とも同時期にCBT化されます。

FP3級受験生増加につながるか

FPを受験するにあたり税金・保険・資産運用・不動産など様々な分野を勉強することから、幅広い知識を得ることができます。

私生活にも役に立つ知識を得られることから、活用度の高い資格となっているのです。

そんなFP試験がCBT化することにより、受験するためのハードルが下がり受験生増加につながるのではないかとツイッター上で話題となっていました。

「自分のタイミングで試験日を設定できる方が都合良いだろうし、初学者の敷居が低くなるのは良いことだと思います。」「FPに興味もつ方がもっと広がってほしいなと思います。」「これで受けやすくなったらいいなと思います。」「これでいつでも受験出来るようになり、受験へのハードルが一気に下がりますね。」「試験受けやすくていい時代。」との声も寄せられています。

FP3級は、多くの人に受験してもらいたい有益な資格なので、CBT化によってFPに興味を持つ人が増えてくれるといいですね。

お笑いタレントのサバンナ八木さんもFP試験に挑戦し、2級を合格しています。

source:日本FP協会金融財政事情研究所