パン粉の代わりにコーンフレークでカツ丼が作れるらしいので作ってみた結果

昨年M-1グランプリを制した「ミルクボーイ」のネタで取り上げられ、現在も大ブレイク中の「コーンフレーク」ですが、パン粉の代わりに「コーンフレーク」を使った「チキンカツ丼」が話題になりそうなので作ってみることにしました。

「かつや」さんの新商品はコーンフレーク!?

とんかつ・かつ丼チェーン店「かつや」さん公式Twitterで、次の新商品が「コーンフレーク」を使ったモノだということが発表されました。果たしてどんな商品になるのでしょうか。

と思いきや店頭では既に予告されており、「コーンフレークやないか!!」とのキャッチコピーとともに「ザクザクスパイシーチキンカツ」の価格も発表されていたようです。

想像で「ザクザクスパイシーチキンカツ丼」を作ってみる

せっかくなので、告知されている「ザクザクスパイシーチキンカツ丼」を勝手に作ってみることにしました。

準備した材料はこちら

材料(2人前)

鶏もも肉  300g

コーンフレーク 60g

ガラムマサラ 少々

黒胡椒 少々 ソース適量

卵 1個 薄力粉 少々

基本的には通常のチキンカツとほぼ同じ材料。スパイスでガラムマサラを使用しましたが、なくても問題なさそうです。また、無糖のコーンフレークが見つからなかったためシスコーンBIG(フロスト)にしたのですが、揚げた上にソースをかけるので多分大丈夫でしょう。

まずは準備から。コーンフレーク、薄力粉、卵を準備したら鶏もも肉を適度なサイズに切り分けます。

鶏もも肉にガラムマサラと黒胡椒を擦り込んだら薄力粉、溶き卵、砕いたコーンフレークの順につけていきます。

油を熱したら鶏もも肉をゆっくりと投入します!・・・が、ここで問題発生!なんと油の温度が高すぎて、コーンフレークがあっという間に焦げてしまいました。

通常とんかつやチキンカツの油の温度は170度くらいなのですが、パン粉と比べてコーンフレークが焦げやすいため完全に失敗しました。ここは160度前後(油の量にもよりますが弱火~とろ火で加熱するくらい)で油に入れてから2分、ひっくり返して2分で合計4分ほどゆっくりと揚げた方がよさそうです。

残りを160度で表2分裏2分の4分間揚げたところ、ちょうどよいキツネ色に揚がりました。左側が失敗して焦げたチキンカツで、その他がじっくりと火を入れたチキンカツです。

中まで火が通っているか確かめるために切ってみると、めちゃくちゃジューシーで美味しそうです!衣の感じはチキンカツというよりはフライドチキンのよう。

アツアツのご飯の上に千切りキャベツを乗せて・・・

揚げたて「コーンフレークチキンカツ」を乗せたら、瓶入りのソースをドカンとかけて完成です!!

それでは「実食」です!

大ぶりの「コーンフレークチキンカツ」を大口を開けていただきまーす!うおっ!!サックサクというよりもザックザクだ!!低温で揚げているので心配でしたが、コーンフレークのザクザク感がスゴいっ!!甘辛いソースの後からスパイスの香りが鼻から抜けて、最後にコーンフレークの優しい甘みと鶏もも肉の肉汁が溢れてきた!!

「文句なく美味い!!」キャベツと一緒に口に入れると、そこにはもう幸せしかありませんでした。後味が若干甘く感じるので、甘みが苦手な方は砂糖なしのコーンフレークにしてくださいね。(ちなみに焦げたコーンフレークも香ばしくて美味しかったです)

衣をよく見ると、しっかりとコーンフレーク感が残っていました。パン粉のチキンカツも美味しいけれど、コーンフレークを使った「チキンカツ丼」もかなり美味しいのでぜひお試しあれ!

料理に関してはほぼ素人の筆者が作っても美味しかった「コーンフレークチキンカツ丼」、揚げ物のプロである「かつや」さんが作る「ザクザクスパイシーチキンカツ」はどれほど美味しいのだろうかと想像するだけで涎が出そうです。本家の発売日が待ち遠しいですね!

「かつや」さんは時に斬新すぎるメニューを提供して我々を楽しませてくれるので大好きです!コーンフレークの次にも期待しています!

画像掲載元:SS.ナオキ