クリスマスが原因で鶏レバーが激安らしいので絶品おつまみレシピを再現してみた

世の中はクリスマス一色、どこに行ってもローストチキンやらフライドチキンで溢れています。しかし使われているのは身の部分だけなので、内臓はどうなっているのだろうと思ったところしっかりと安売りされているようでした。安売りしているのなら、調理しない手はない!ということで、公開されているレシピを使っておつまみにぴったりの一品「鶏レバー煮」を作ってみます。

クリスマスには鶏レバーが安くなる!

一見「風が吹くと桶屋が儲かる」的な理論と思いきや、実に単純な理論・・・

ローストチキン需要の副産物

ローストチキンが出回ればその分レバーも出回るけど需要はそんなにない、というわけで鶏レバーの価格が下がっているようでした。実際にスーパーに買いに行ったところ、100g68円だったのですが、通常は98円くらいなのでやはり価格は大幅に下がっていました。

実際に「鶏レバー煮」を作ってみる

というわけで100g68円の「国産若鶏レバー」を買ってきたので、レシピを参考にさせていただきながら「鶏レバー煮」をつくっていきます!

必要な材料はこちら!

鶏レバー 280g  生姜 1片

牛乳 150ml(血抜き、臭い消し用)

みりん 50ml 酒 50ml ごま油 少々

しょうゆ 大1 味噌 大3 万能ねぎ 少々

七味とうがらし 適量 おろしニンニク 適量

鶏レバー以外はほとんど調味料ですね。レバーの量によって調味料の量を調整してください。

鶏レバーを切ったら冷水で丁寧に洗います。

何度か洗ったら水を切りキッチンペーパーで丁寧に拭いて、臭い消し用の牛乳に浸して30分放置。

30分が経過したら、牛乳をよく洗い流しキッチンペーパーで水気をふき取ります。

生姜をごま油で炒め、香りがついてきたら洗った鶏レバーを投入!表面の色が変わってきたら酒とみりんを回し入れます。焦げ付かないように気をつけながら、中~弱火で醤油と味噌(味噌多め)を使って味付けをしつつ煮詰めていきます。(ポテトに見えますが生姜です)

水分が少なくなるまで煮詰めていき、器に盛りつけて万能ねぎをかけたら完成です!辛みが好きな人は七味唐辛子、パンチの効いた味にしたい人はおろしニンニクを少々足すといいかもしれません。筆者は七味とニンニクをダブルで追加しました。

鶏レバー煮をいざ実食!

甘辛い匂いが漂ってきて、匂いだけでご飯がいけそうです!それではいっただきまーす!

甘味と辛みのバランス最高!みりんの甘味が味噌の味わいと七味の辛さとベストマッチ!水分を飛ばしながら煮詰めているので、鶏レバーにしっかりと味が絡んでいて独特の臭みも全くありません。食感も固すぎず柔らかすぎず甘辛いタレが食欲をそそるし、万能ねぎも正解でした!これはお酒が進みますね。

実際に作るときのポイント!

洗浄と臭い消しの牛乳は必須!

簡単に洗っただけで牛乳を使わずに試作した際、臭みとボソボソ感が出てしまいました。面倒くさがらずにしっかりと洗い、牛乳に浸して30分は置くようにしてください。

できるだけ強火にしない!

強火で炒めると、モソモソとした食感になりやすくなります。中火~弱火でじっくりと火を通したほうがコリっとした触感が出ます。

中までしっかりと火を通す!

食中毒の危険がありますので、中までしっかりと火を通しましょう。

ここまで作って食べておいて今さらなのですが・・・筆者はレバーが大の苦手で、ほとんど食べられないのです!と聞くと食レポが嘘くさく感じられると思うのですが、こんなレバー嫌いな人間でも美味しく食べることが出来たということをお伝えしたかったのです!

レバー嫌いの同志ならわかると思うのですが、鉄臭い血の臭いとモソモソした食感が好き嫌いの原因。というわけで臭みを取って甘辛く煮詰め、食感がコリコリしている今回の「鶏レバー煮」は本当に美味しく食べることが出来ました!それでもレバーは嫌だという人は、砂肝にすれば美味しく食べられると思いますよ。

クリスマスはチキン(のレバー)でカンパーイ!!

今回作ったおつまみは鉄分の補給にもってこいですが、枝豆のたんぱく質は二日酔い防止に最適らしいので併せて食べるのもおススメです!

写真掲載元:SS.ナオキ