マクドナルドで現在絶賛販売中の「グランドビッグマック」。その上位互換である「ギガビッグマック」は残念ながらストックが切れてしまいましたが「グランドビッグマック」はまだ食べられます。さてそんな中「グランドビッグマック」はアメリカの「ビッグマック」と比べ、どれぐらい違うのか。もしかしたら、接戦になるのではないか。そんな期待を胸に膨らませ、さっそく調べてみました。
「ビッグマック」と「グランドビッグマック」の違い
さて、そもそも「グランドビッグマック」と「ビッグマック」の違いはどこにあるのでしょうか。
単純に言ってしまえば「大きさがぜんぜん違う」ということになります。バンズの大きさはビッグマック10cm、グランドビッグマック12cmとなっております。
ミートの方も同様にサイズが変わっており、ビッグマックに比べ、グランドビッグマックは1.3倍となっているのです。
以下にわかりやすく表をまとめましたのでご確認ください。
アメリカのビッグマックと比べ、どちらが大きいのか、想定外の結果に
では気になるのは「アメリカ」のビッグマックと「グランドビッグマック」。比べたらどちらが大きいのでしょうか。
確かに「アメリカのマック」といえば「巨大」というイメージがあります。つまり「ビッグマック」がデフォルトで「グランドビッグマック」ぐらいなんじゃないか……という想像です。
ということで、さっそくそれぞれの成分を調べてみました。
まずは日本のビッグマックです
ビッグマック(日本)
標準製品重量:217g/個
エネルギー:525kcal
価格:390円
引用:日本マクドナルド
エネルギー525Kcal。これを基準にしましょう。
そしてアメリカのビッグマックはというと……2倍ぐらいか!?
BigMac(米国)
エネルギー:550Cal
標準製品重量:公式記載なし
価格:669円
引用:マクドナルドUS
エネルギー550Cal。なんと、わずか45Calしか違いません(※単位はKcalもCalも同じです)。ほぼ誤差のレベル。これは想定外。
意外にもアメリカのビッグマックは日本とそんなに変わらないボリューム。というより、レギュラーメニューの「ビッグマック」は、世界でサイズがほぼ同じです。
ときに「ビッグマック指数」と呼ばれるほど、このビッグマックはそれぞれの国の経済の指標となぅていたりもします。
となると、これは嫌な予感です。グランドビッグマックは、もはや対比するレベルではないのでは……ということで比べてみました。
グランドビッグマック(日本)
標準製品重量:303g/個
エネルギー:783kcal
価格:550円
引用:日本マクドナルド
783kcalです!全然違いますね。
てっきり「アメリカのビッグマック=グランドビッグマック」ほどのボリュームがあるものだと思っておりましたが、全然違いました。
元マクドナルド店員でありながら、非常に安易で浅はかな想像を、ここで謝罪したい。
そして恐るべし「グランドビッグマック」。グランドの名に恥じない桁違いのサイズ。(ギガビッグマックはその上を行きますが)
では、おさらいで念の為比べてみると……
こんな結果となるわけです。
ちなみに、アメリカではなく、イギリスでも「グランドビッグマック」が販売されたことがあったようですが……
The perfect partner doesn’t exis-
Oh wait… #GrandBigMac is BACK 🙌 pic.twitter.com/7yObuXPh2h
— McDonald's UK (@McDonaldsUK) February 10, 2021
「CMのように、大きくない」ということで酷評だったようです。
日本では絶賛し、販売が終了してしまったギガビッグマック。グランドビッグマックもそのうち終了するかもしれませんので、いそいで食べるべしです。
参照:世界経済のネタ帳