amiiboがいつの間にか実質大幅値上げ、残念ながら転売ヤーが儲かる仕組みになっている事実

amiibo

もはや任天堂の主力コンテンツといっても言い過ぎではないamiibo。NFC対応のチップを内蔵したフィギュアやカードをゲーム機で呼び込むことにより、アイテムや追加キャラが手に入るという仕組みも受けて爆発的なヒットを続けています。このご時世ということもあり、じわじわと値上げを続けていったamiiboなのですが……。

amiiboがシレッと大幅値上げ!1,320円→1,980円へ

2014年の発売以来、新作が出る度に品薄となっているamiibo。最近は新作を店舗で見かけることも増えましたが、2016年~2021年くらいまで予約無しで購入するのが難しいほど「転売ヤー」に荒らされていました。

そのアミーボ、2022年11がつから過去に販売されていた1,320円(税込)をオープン価格に切り替えたのですが、なんと実質最低価格を1.5倍の1,980円(税込)にまで引き上げたのです。確かにフィギュアの出来はいいのですが、さすがに1個2,000円は高いと言わざるを得ません……。

source:オープン価格化の対象となるamiibo一覧

ヨドバシカメラの店員さんに話を聞いてみました

ヨドバシカメラで、店員さんに話を伺ってみることに。

値上げについて尋ねると「メーカーが決めることなので詳しいことはわかりませんが、確かに高くなったなとは実感できるくらいです」とのこと。

「amiiboのクオリティが上がっているわけではないので、単純に値上げですよね」「1200円(税別)の商品が1,800円に上がっても、再販商品はすぐに完売してしまいます」とも。3個売りの商品が以前は3,960円だったのに、現在は5,940円。正直足元を見られているような気もしますが……。

転売ヤーとしては、過去に1,320円どころかそこから大幅値引きで購入したものまで、今は「実勢価格」である1,980円を基準に転売することが出来てしまいます。再販されていないものに関しては……値上げの前にすることがあったような気もしますけれどね、任天堂さん。

amiibo各種 オープン価格(実勢価格1,980円~)

加熱するフィギュアタイプとは対象的に、カードタイプのamiiboは新作も出ておらず価格も落ち着いています。

source:任天堂ホームページ