北海道当麻町のブランドすいか「でんすけすいか」を食べてみた結果!

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このすいか、「でんすけすいか」といいます。北海道当麻町の特産品で、ふるさと納税の返礼品にもなっています。特産品としての品質を維持するために、糖度や形など厳しいチェックをパスしたすいかだけが店頭に並べられることを許されます。高価で簡単に購入できる価格ではありませんが、ブランド品となるまでの町民の努を考えると納得できてしまいます。


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ここは、当麻町にある「道の駅 とうま」当麻町物産館・でんすけさんの家です。今年も新鮮野菜とともにおいしそうなでんすけすいかが店頭に並びました。その甘さとシャキシャキとした食感は、他の種類のスイカとは一線を画しているといっても過言ではありません。

すいかの品質には「秀」「優」「良」の3段階があり、その品質に到達しないものは廃棄処分されてしまいます。

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こちらは、品質「良」のでんすけすいかです。糖度や味については問題ないのですが、表面に少し傷がついたものが「良」となるそうです。それでも、購入するには勇気の必要な価格です。

-「でんすけすいか」という名前の由来

昭和59年当時、水田の減反政策のために田んぼに稲を植えることができませんでした。稲の代わりになるものを模索する中で、すいかを植えることを考えついたそうです。

出来上がったすいかは真っ黒で黒光りしていたことから、目の回りや鼻の頭を黒く塗ったユーモラスな姿で話題を集めた喜劇俳優「デン助」さんにあやかって、「でんすけすいか」と命名したそうです。

デン助さんのように誰にでも親しまれるようにという願いが込められているそうです。また、米に代わって田を助けてくれる転作物ということから、「田 助」という意味も込められました。

-でんすけすいかを作り始めた頃は...

「でんすけさんの家」の方が、「できたばかりのでんすけすいかは、今とは違って表面がでこぼこで、ここまでになるのには大変な苦労があったんだよ。」と教えてくださいました。町民の方々がでんすけすいかの品質を落とさないように、厳しく管理しているのは、ここまでに育て上げた自分たちのプライドがあるからですね。

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甘くてシャキシャキとした食感をもったでんすけすいかを思う存分食べたいのは誰でも同じですが、やはりお値段が気になります。また、少人数でこの大きさのすいかを食べきるのは難しいです。そういうこともあり、ここ、でんすけさんの家では、カットしたすいかを販売してくれています。1パック300円です。

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購入したすいかをパックからお皿に移しました。一人で食べても満腹になります。本当に甘くてシャキシャキで美味しいです。

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でんすけさんの家には、でんすけすいか味のソフトクリームがありました。ソフトクリームの味は3種類ありました。バニラ、すいか味、バニラとすいか味のミックスです。当麻で食べるのなら、やっぱりすいか味ですね。さっぱりとした甘さで美味しかったです。しっかりとすいかの味がしていました。

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「でんすけさんのすいかようかん」も売られていました。ボールの形をした容器が箱に詰められていて、すいかが箱に詰められている様子を表していました。とても可愛くてついつい購入してしまいました。容器を開けると中からまあるい形の羊羹が6個顔を出しました。こちらもすいかの味がする美味しい羊羹でした。価格は600円でした。

でんすけさんの家URL:http://www.densukesan.net/densukesuika/index.html

田んぼを助けてくれた当麻のすいかも、興部町の牛乳で作られた生キャラメルも どちらもおいしそうですね。

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