Tシャツをオンラインでデザインできるユニクロのサービス「UTme!」ですが、投稿されたデータがユニクロ側に譲渡されるという仕組みが波紋を呼び、炎上した騒ぎを受けユニクロ側は正式に「著作権はユーザーに帰属」と明記するようになったようです。この処置により以前投稿されたデータも含めユーザ側に著作権が戻ったということになる。
―著作権はユーザ側に
さて早速「利用規約」をご確認いただきますと、確かに告知されていた通り「投稿データの著作権はユーザに帰属します。」と明言されていることが明らかになった。以前は「ユーザーは、投稿データについて、その著作物に関する全ての権利を、投稿その他送信時に、当社に対し、無償で譲渡します。 」という表記となっていたことから、全く180度覆ったことになる。
これにより第三者の著作物でない限りオリジナル作品がユニクロ側に渡すということもなくなり、以前投稿されたデータも同様だ。
利用規約
http://utme.uniqlo.com/terms_ja.php
―その後の文面も注意。
さて著作権はユーザ側に帰属することとなったが、例外もある。ユニクロ側のメンテナンスによってそのデータを加工できるということだ。
当社は、投稿データについて、本サービスの円滑な提供、当社システムの構築・改良・メンテナンス等に必要な範囲内で、変更その他の改変を行うことができるものとします。
つまりサイトのサービスを円滑に進めるためにそのデータを無断で利用することが可能。「必要な範囲内」という表現はあまり具体的ではないが例えば、投稿されたデータを少し改良して新しいデザインとすると言うことが可能だというのだろうか。
その辺の解釈が曖昧ではあるが、とりあえず投稿した生データは著作権はユーザ側というスタンスは変わらないはずなので、安心して投稿してもよさそうだ。
ユニクロの「UTme!」が炎上!Tシャツをを作ると著作権が自動的に委譲されると批判
../archives/4679129.html
(ライター:たまちゃん)
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