正方形の折り紙を5回、三角形に折りたたんで、切って開くとどんな図形になる?

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正方形の折り紙を2つに折って三角形を作ります。この作業を5回繰り返したとき、手元には、最初の大きさから見るとかなり小さくなった三角形が出来上がっています。この三角形を直角が左上に来るように置いて、縦に2つに切断した時に現れる図形をイメージしてください。答えは上の3つの中にありますが、あなたはその図形をイメージできますか。


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「正方形の折り紙を5回三角形に折りたたむ」と言われても、すぐにイメージするのは難しいですね。正方形の折り紙を三角形に5回折りたたんでいく過程を図で説明してみました。

先ず、向かい側同士の頂点が合うように折り紙を折りたたむと、たたまれた形は三角形になります。出来上がった三角形を更に2つに折りたたんで三角形を作ります。この時点で2回折りたたんでいます。

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三角形ができるように、折り紙を2つに折りたたむことを続けます。5回折りたたんだら、折りたたむのはここで終了です。最後に示されている図になったら折りたたむのはおしまいです。この三角形を2つに切り分けます。

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つまり、5回折りたたんだ折り紙を上の図のように置き、点線部分を切ります。この時、赤い円のついた方の三角形を開いた図形を、”A”、”B”、”C”の3つの図形の中から選んでください。

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-答えです。

answer
答えは、図形”C”です。折り紙を5回も折ると、折り紙の中側は複雑で、想像するのは簡単ではありません。図形問題が得意な人はその答えが頭の中に浮かんでくるということを聞いたことがあります。しかしながら、多くの人はそんなことはできないのではないでしょうか。

頭の中に浮かんでこなくても、実際に折りたたんで切ってみて、「えぇ~、こんな形になるの?不思議だね。面白いね。」という経験を楽しむことも貴重な経験ですよね。

図形に関連する問題は、好き嫌いの差がはっきりとする問題でもありますが、さりげなく置かれたロープの両端を引っ張ると結び目ができるかできないかを簡単に見抜くことが できてしまう人もいるらしいですよ。

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