前線の停滞により北海道は大荒れ!旭川市では石狩川が氾濫!

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北海道内は2日から3日朝にかけ、前線の停滞に伴って日本海側北部を中心に大雨に見舞われました。旭川では、3日午後4時30分の時点で、朝の5時過ぎからなり始めたエリアメールの数も11本になりました。いくつかの地域では避難勧告が避難開始へ変わりました。午前11時には市内を流れる石狩川の氾濫も発表されました。

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こちらは3日午後1時過ぎの旭橋付近の様子です。旭橋は石狩川に架かる橋で旭川市のシンボルともいえる橋です。2日から3日にかけての降雨量は144.5㎜だったそうです。この付近でもかなり水位が上昇しています。

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こちらは平常時の旭橋付近の様子です。手前に見えるのは遊歩道で、晴れている日には、ウォーキングをする人やペットを連れて散歩する人などが大勢います。遊歩道の手前は堤防になっていて、堤防の上はサイクリングロードになっています。しかし、今日は石狩川が氾濫したため遊歩道は全く見えない状況です。

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赤い楕円形の中に見える四角いものは、川と河川敷の境目に立てられている注意を促す看板ですが、すでに川の一部となっています。木なども流れてきています。川面は、まるで海の波が押し寄せてきているようにさえ見えます。

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写真の奥の方は通常は市民が散策などをする場所で、小屋もある場所ですが、すっかりと水につかっています。先ほどの水色の看板も中央あたりに小さく見えています。小屋のあたりをズームして撮影しました。

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ズームすると小屋が水につかっている様子がわかります。水位はこの後さらに上昇することが考えられます。

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ここは広い河川敷となっている場所ですが、水が上がって生きています。地面と川の水の温度差からか、冬に見られる川霧のような現象も現れています。今はまだ緑色の地面が見えていますが、この先さらに水位が上昇すると地面は見えなくなってしまうかもしれません。

台風や大雨などを前にすると、自然という力の脅威をひしひしと感じますが、北海道の降雪地域では雪の処理も 大きな課題となっています。

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