超問題作!「産んでくれたら200万円 -特別養子縁組の真実- 」がKindleで限定販売され話題に。


我が国の晩婚化そして少子化が社会問題となっています。その一方で望まない妊娠による中絶や、出産をしても育てることができず施設に預けたり保護をしてもらう親がいることも事実です。そのような真実を書籍にした超問題作「産んでくれたら200万円 -特別養子縁組の真実-」が2018年9月26日にKindle限定で発売販売され話題となっています。

「産んでくれたら200万円 -特別養子縁組の真実-」

著書は、NPO法人全国おやこ福祉支援センター代表理事である阪口源太氏です。

国内の養子縁組あっせん団体としては最大手であり、「インターネット赤ちゃんポスト」や「赤ちゃんマッチング コウノトリ」といったWEBアプリを通して産みの母親と養父母とのマッチングを行っている団体です。

問題作となった理由は、「産んでくれたら200万円」というキーワードが人身売買を誤解されるとして6度も行政指導を受けたにもかかわらず、従わなかったことでメディアを騒がせるにいたったという経緯にあります。

超問題作ではありますが、内容は特別養子縁組の現場で働く人間の声、実際に養子を育て始めた養父母の声などが書かれています。
少子化が問題となっていますが、その一方で現場に何が起きているかを知る事ができる作品となっています。

著者 阪口の言葉

何も行動を起こさずに批判するのは簡単です。しかし特別養子縁組の歴史を調べればわかるとおり、子どもの命を救うには既存の法律の枠組みではどうしても足りない部分があります。特別養子縁組という法律ができたのは、純粋に子どもの命を救いたいという一人の医師の行動が政治を動かした結果ですが、特別養子縁組はまだ日本では十分に浸透しているとは言えません。今でも2週間に1度は新生児が遺棄されて亡くなったというニュースが流れています。この本を読んで、現場に何が起きているかをぜひ一人でも多くの人に知っていただきたいです。

書籍概要

タイトル : 産んでくれたら200万円 -特別養子縁組の真実-
著者 : 阪口 源太
ページ数 : 171ページ
定価 : 11$(1,221円)
発売日 : 2018年9月26日

Kindle書籍ページ

インターネット赤ちゃんポスト : http://babypost.secret.jp/
赤ちゃんマッチング コウノトリ: http://npo-oyako.jp/

出典元 https://www.atpress.ne.jp/news/167163
画像掲載元 @PRESS