お盆といえば、実家に帰ってゆっくり羽根を伸ばす。時には子供の頃に戻ったかのような、そんな気持ちで休みを愉しむなんてことはあるのかもしれませんが、そんな思い出が今年はどうやら作ることができないのかもしれません。なんとお盆にやっぱりあの台風が直撃しそうなのです。
台風10号がやっぱり日本を直撃!
【台風情報】お盆の14日以降、西日本に接近・上陸のおそれ
10日(土)9時現在、大型で強い台風10号(クローサ)は、小笠原近海をゆっくりと北上しています。この先は北西に進んで、西日本に接近・上陸する可能性が高まっています。お盆の帰省や旅行などへの影響が懸念されます。https://t.co/8jNv6XvdK6 pic.twitter.com/R9U985AFSP— ウェザーニュース (@wni_jp) August 10, 2019
ということで現段階の台風の進路を見てみますと、なんと15日〜16日というまさにお盆真っ只中の最中に日本列島に上陸する見込みです。今の所四国に上陸する予定ではありますが、予報円が大きいので、その中のどこに上陸するのかはわかりません。
ただし、関東に上陸する恐れはなさそうで、どちらかといえば西日本はどこに上陸しても割と厳しい状況となりそうです。
中心気圧は965hpa・強い台風というカテゴリであり、このまま仮に直撃すれば災害は免れません。
ちなみに精度の高いとされるアメリカ海軍の予報では・・・
ヨーロッパ中期予報センター(初期値9日21時)と、気象庁・米軍(JTWC)の台風10号進路予報比較。
上空の太平洋高気圧が後退し、台風が北上するタイミングで台風を押し流す偏西風はまだ朝鮮半島付近。
西日本の上陸地点を云々しても意味がなく、西日本中心に「広範囲」「長時間」の嵐になる点を重要。 pic.twitter.com/WSa5ilNv5Z— 気象予報士Kasayan 番外編! (@kasayan77) August 9, 2019
やはり四国を狙う予定です。
しかし安心してはいけません、その後の進路が未定で場合によっては急に東に進路を変えるなんてこともあるのかもしれません。そうなると日本列島全体が飲み込まれる恐れもあります。
上陸時の台風の気圧などの勢力にもよりますが、いずれにせよこの台風の進路には警戒が必要になりそうです。
画像掲載元:GAHAG