つるの剛士、選挙カーから政策が聞こえないと政治批判、しかし理由があった

10月31日に迫った「衆議院総選挙」。各地で選挙活動が繰り広げられ、町には応援演説の声が響き渡っております。どこの政党にするのか、誰に入れるのか。民主主義国家である日本は、その選択肢は自由に決められます。そして各政党に対する意見も自由です。そんな中あのタレント「つるの剛士」さんがそんな選挙活動に対し物申しているようです。しかしとんでもない事実が発覚しました。

選挙カーから政策が聞こえない

タレント「つるの剛士」さんは、ご自身のツイッターで以下のようにツイート

日本の現実はこの状況にも関わらず不気味なくらい安全保障政策を第一に掲げる政党の少なさ… 今のところ近所を回る選挙カーからも一切聞いたことがありません。 まず国を守ることができなければ経済も福祉も子育ても…どんな政策もない。

どうやら、選挙カーから各政党の「安全保障政策」の内容が一切聞こえないのだということです。この問題提起に関し、多くの方がつるのさんのツイートに賛同しているようです。

もちろん反対意見もあるようですが、政治に対する意見の持ち方は自由。しかし、タレントが政治批判をしてしまうことで、マイナスイメージも与えかねないので注意が必要です。

しかし、それ以前にこのツイートに、とんでもない事実が発覚します。

実は選挙カーから「政策が聞こえない」というのには理由があります。

公職選挙法において「公職選挙法 第141条の3第1項」に「車上の選挙運動の禁止」という項目があります。

第141条の3第1項 車上の選挙運動の禁止

何人も、第141条 (自動車、船舶及び拡声機の使用) の規定により選挙運動のために使用される自動車の上においては、選挙運動をすることができない。ただし、停止した自動車の上において選挙運動のための演説をすること及び第140条の2第1項 (連呼行為の禁止) ただし書の規定により自動車の上において選挙運動のための連呼行為をすることは、この限りでない。

引用:法令検索

つまり、選挙カーでそもそも政策を叫んではいけないのです。許可されているのは候補者の連呼。ウグイス嬢が、候補者の名前を連呼するのは、上記法令によるものです。

なにはともあれ、つるの剛士さんの意見に多くの賛同の声が集まっているという点では、支持率も高いはず。いよいよ、つるのさんも今後出馬するのでしょうか。

Source:つるの剛士Twitter