今年の漢字2021予想が始まる、昨年は「密」今年はこの漢字か

禍

image:秒刊SUNDAY

(公財) 日本漢字能力検定協会主催の毎年呼応例行事「今年の漢字」。昨年はコロナということもあり「密」が選ばれております。小池都知事がしきりに「密」を叫んだ影響で「密」=「コロナ」を表す文字として認知されました。さて、今年も引き続きコロナ禍ではあるのですが、いったいどのような文字が選ばれるのでしょうか。秒刊SUNDAY独自に今年も予想をしてみます。

昨年の漢字は「密」

昨年の漢字は「密」です。

ご存知小池都知事がしきりに叫んだ「密集」「密閉」「密接」それぞれの「密」を取り「3密」などとも呼ばれておりました。

そのインパクトはすさまじく「密」=「コロナ」を表す漢字としての印象も強まった印象です。そんな状況を踏まえ、今年の漢字はどうなるのでしょうか。

実は、過去の「今年の漢字」にはある程度法則性があります。それは「オリンピック」が開かれる年度に一定の法則があります。

2020年 密(密集・密閉・密接)
2019年 令(令和)
2018年 災(災害)
2017年 北(北朝鮮)
2016年 金(オリンピック)五輪★
2015年 安(全保障関連法案)
2014年 税(消費税)
2013年 輪(五輪決定)
2012年 金(オリンピック)五輪★
2011年 絆(東日本大震災)
2010年 暑(猛暑)
2009年 新(新しいことが起こった年)
2008年 変(日米の政界変化、世界的な金融情勢の変動)
2007年 偽(食品偽装)
そうです「金」が選ばれております。ちなみに2000年のシドニーオリンピックにも「金」が選ばれており、今年もオリンピックイヤーとなるため「金」の確率は高い。
しかしながら、現在の世情を鑑みると「金」で浮かれている状況ではありません。実は、過去の「金」が選ばれなかった年度もあり、「2008」年「災」、2004年「変」もあります。
それを踏まえると、2021年もオリンピックイヤーではあるのですが「金」ではなく別のものが選ばれてもおかしくありません。
候補として高いのがやはり、コロナ禍の「禍」、ワクチンなどの「薬」、感染拡大の「感」ではないでしょうか。
以上を踏まえ、トータル的に2021年は「禍」が選ばれるのではないかと予測します。
昨年の「密」も当てているだけに確率は高いかもしれませんよ!
本事業の、応募期間は11月1日(月)~12月6日(月)で発表日は12月13日(月)です。