
image:秒刊SUNDAY
(公財) 日本漢字能力検定協会主催の毎年呼応例行事「今年の漢字」。昨年はコロナということもあり「密」が選ばれております。小池都知事がしきりに「密」を叫んだ影響で「密」=「コロナ」を表す文字として認知されました。さて、今年も引き続きコロナ禍ではあるのですが、いったいどのような文字が選ばれるのでしょうか。秒刊SUNDAY独自に今年も予想をしてみます。
昨年の漢字は「密」
2020年「#今年の漢字」第1位は「密」でした!!
応募総数208,025票から28,401票(13.65%)を集めての第1位でした。
多数のご応募ありがとうございました✨
2位以下の情報は追ってお知らせいたします!https://t.co/D8QSeRu1dn #漢字の日#密 pic.twitter.com/lGsH9s953J— 2021年「今年の漢字」 (@Kotoshinokanji) December 14, 2020
昨年の漢字は「密」です。
ご存知小池都知事がしきりに叫んだ「密集」「密閉」「密接」それぞれの「密」を取り「3密」などとも呼ばれておりました。
そのインパクトはすさまじく「密」=「コロナ」を表す漢字としての印象も強まった印象です。そんな状況を踏まえ、今年の漢字はどうなるのでしょうか。
実は、過去の「今年の漢字」にはある程度法則性があります。それは「オリンピック」が開かれる年度に一定の法則があります。
2020年 密(密集・密閉・密接)
2019年 令(令和)
2019年 令(令和)
2018年 災(災害)
2017年 北(北朝鮮)
2016年 金(オリンピック)五輪★
2015年 安(全保障関連法案)
2014年 税(消費税)
2013年 輪(五輪決定)
2012年 金(オリンピック)五輪★
2011年 絆(東日本大震災)
2010年 暑(猛暑)
2009年 新(新しいことが起こった年)
2008年 変(日米の政界変化、世界的な金融情勢の変動)
2007年 偽(食品偽装)
そうです「金」が選ばれております。ちなみに2000年のシドニーオリンピックにも「金」が選ばれており、今年もオリンピックイヤーとなるため「金」の確率は高い。
しかしながら、現在の世情を鑑みると「金」で浮かれている状況ではありません。実は、過去の「金」が選ばれなかった年度もあり、「2008」年「災」、2004年「変」もあります。
それを踏まえると、2021年もオリンピックイヤーではあるのですが「金」ではなく別のものが選ばれてもおかしくありません。
候補として高いのがやはり、コロナ禍の「禍」、ワクチンなどの「薬」、感染拡大の「感」ではないでしょうか。
以上を踏まえ、トータル的に2021年は「禍」が選ばれるのではないかと予測します。
昨年の「密」も当てているだけに確率は高いかもしれませんよ!
本事業の、応募期間は11月1日(月)~12月6日(月)で発表日は12月13日(月)です。
Source:公益財団法人日本漢字能力検定協会