難波とらや、年内閉店のお知らせでコスプレイヤー号泣の事態に

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ここ数年異常な盛り上がりを見せているコスプレ業界。一般的にコスプレを楽しんでいる方々を「コスプレイヤー」「レイヤー」と呼ぶのですが、コスプレの制作には100均と布地(手芸)店がかかせません。そんな中、大阪・難波の老舗布地店「とらや」が2020年12月20日での閉店することになり、コスプレイヤーは悲しみのどん底に突き落とされています。

「とらや」閉店のお知らせはレイヤーにとってまさに青天の霹靂!

コスプレイヤー、特に大阪を中心とした関西圏の方にとっては大ニュースなのではないでしょうか。大阪随一と言っても過言ではない布地の品揃えを誇る老舗「とらや」が閉店することになりました。

場所はビックカメラなんば店のすぐそば、難波センター街商店街のアーケードにあり「なんば駅」からもほど近い一等地にあります。筆者もコスプレイヤー時代に大阪に遠征した際は、オープンしたばかりのビックカメラでゲームを買ってからとらやで布の端切れを探していたことを思い出されます。本当に残念です。

これを受けてネットの声は

Twitterでは「とらや」閉店を惜しむ声が上がっております。

とにかく目的がなくても、布地を見ているだけで楽しい店舗でした。

ここはエアシューターで倉庫と店舗間を伝票や布地が飛び交うんですよ。筒状の容器に伝票を入れて倉庫に飛ばし、倉庫から布が送られてくるシステムだったような気がします。筆者は17年前ほど前に伺ったのが最後だと記憶しているのですが、現在もシステムは残っているのでしょうか。

エアシューターって懐かしいなぁ・・・気になった方は「エアシューター」もしくは「気送管」で調べてみてくださいね。

思わず池袋「キンカ堂」がなくなった時を思い出す・・・

やはり関東近郊在住の方、特にコスプレされていた方が思い出されるのは池袋にあった「キンカ堂」ですよね。筆者も毎週通って布地を買い漁っていました。

今でも池袋に行くと、キンカ堂を思い出します。本当に楽しい思い出の場所だったし、なくなった時は本気で涙を流しました。きっと「とらや」に通っていたコスプレイヤー、元コスプレイヤーの方も同じような気持ちなのかもしれません。

古き良き時代のお店がなくなってしまうのは、布地屋さんに限らず悲しいことです。これがコロナ禍が原因かどうか定かではありませんが、ひとつでも多くのお店が救われることを願うばかりです。

「とらや」閉店と聞いて、こちらの「とらや」を想像された方も多かったみたいですね。もらって嬉しいおみやげナンバーワンかも。

source:とらや商店ホームページ

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