5秒で出来たら天才かも!3個の数字の和を30にする問題!

オレンジ色のカードに8個の数字が書かれています。この8枚のカードの中から、足した答えが30になるような3枚のカードを選び出してください。「そんなことくらい簡単にできる!」と思った方、本当にそうでしょうか。カードを選び始めてみると、「あれっ?」と考え込んでしまうかもしれません。しかし、全く考え込むことなく即答できる人もいるようです。

8枚のカードのうちのどのカードを使いましょうか。

8枚のカードをよく見ると、「本当にできる?数字は正しい?」と思った人はいませんか。カードに書かれている数字に間違いはありません。

使うカードを1枚だけお教えしましょう、それは、「11」という数字が書かれているカードです。では、残りの2枚のカードはどれでしょう。

残る2枚のカードのうちの1枚は、「13」という数字が書かれているカードです。

本当に、「11」と「13」という数字が書かれているカードを使うのでしょうか。この選び方では答えにはならないのではないでしょうか。

「11+13=24」ですよね。

「11+13=24」です。3個の数字を足した答えが「30」になるのでしたら、残りひとつの数字は「6」でなければなりません。しかし、「6」と書かれたカードはありません。どのようにしたらよいのでしょうか。残っているカードを確認してみましょう。

残っているカードを確認してください。

「9」というカードが残っています。「1」を除いた他のカードはひっくり返しても何も起きませんが、「9」が書かれたカードはひっくり返すと別の数字になります。

「9」のカードをひっくり返すと...。

「6」という数字が見えてきます。この「6」というカードを使ってみましょう。

答えです。

残りの1枚のカードとして「9」をひっくり返した「6」のカードを使うと、「11+13+6=30」となります。

「11」「13」「6」というカードを並べているのであれば、並べる順序はこの順番でなくてもよいです。

与えられたカードをそのままの状態だけで見るのではなく、時には回転させたりひっくり返してみるという考え方が必要になることもあります。

「パズル」と聞くとジグソーパズルを連想してしまう人が多いようなのですが、「パズルの記事」一覧 の中には、ジグソーパズル以外のパズルがたくさんあります。