新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言による感染防止策に取り組んでいる状況です。これによって、勤務形態が変わったりして影響を受けている人も多いでしょう。中でも飲食店の影響は大きく、居酒屋では主力となる酒類が提供できない事態となっています。そんな状況下の居酒屋では、酒類に変わる新たな文化「クリームソーダ」が流行ってきているようです。
居酒屋系クリームソーダ
酒類出せない居酒屋がクリームソーダ開発する流れになってるみたいで、それはそれですごく良いから「居酒屋系クリームソーダ」は文化として残して欲しい…… pic.twitter.com/h20vqxmdrN
— 井口エリ🌥️(ちぷたそ) (@chip_potekko) May 14, 2021
酒類の提供できなくなった居酒屋では、クリームソーダを出す文化が流行ってきているようです。言われてみれば、アイスをデザートに置いている居酒屋は多いので、新たな材料を仕入れることなく簡単にシフトがしやすそうです。
昼間の居酒屋へ行ってみた
まだお昼時ではありますが、居酒屋までやってきました。いつもは夜に営業している居酒屋ですが、このご時世なのでランチ営業をしていました。
席についてメニューと開くと、ズラリと定食が並んでいます。話を聞くと、酒類が提供できないので、今はほぼ定食屋としてシフトチェンジをしたそうです。居酒屋とは思えないラインナップが並んでおり、ここまで本気だと居酒屋なのか定食屋なのか分かりませんね。
お腹も空いていたので、回鍋肉定食を注文しました。本場の中華も驚くクオリティの定食が出てきました。
酒類が提供できない今ですが、せめて気分だけでもとノンアルコールビールだけは注文することができます。早く本物のお酒が飲めるようになって欲しいですね。
気になる定食の味ですが、こんなのご飯に合わない訳がありません。箸を止めることなくペロリと完食してしまいました。
居酒屋系クリームソーダを頼んでみた
それでは本題のクリームソーダを頼みましょう。まだお昼時ですが、この時点でお客さんは筆者くらいしかいませんでした。
定食を出したり、新しい試みにも挑戦していますが自粛ムードの影響は大きく、客足を伸ばすことは難しいとのことでした。日中営業をしていますが、最近では昼時を過ぎるとお客様が来ない状況が続いているため、日が沈む頃まではお店を閉めてしまうそうです。
そして完成したクリームソーダがこちらです。色鮮やかなクリームソーダが並んでいます。ソフトドリンクにバニラアイスが乗ったシンプルな物ですが、こうしてみると綺麗ですね。
青いのはもちろんブルーハワイです。食べなくとも分かる安定の美味しさです。
緑色はメロンソーダです。やはりクリームソーダといえばメロンソーダを想像してしまうのは筆者だけではないはずです。
一際目立つ赤色の正体はクランベリーでした。甘酸っぱい味がバニラアイスとの相性も抜群に良いです。
黄色っぽいこいつの正体はレモンソーダでした。たしかに居酒屋といえばレモンサワーです。レモンサワー好きの筆者としては、この組み合わせはテンションが上がります。まだまだお酒が飲めない時期ではありますが、この機会に居酒屋でクリームソーダを飲んで一息ついてみてはいかがでしょうか。
クリームソーダといえば、簡単な上にコスパも最高、なのにちょっぴり贅沢気分な大人クリームソーダを作る方法も試してみましょう。
取材協力:「炭火はじめ」店舗情報
神奈川県相模原市緑区橋本3-13 パークスクエア1F
営業時間:11:30~24:00
定休日:不定休日あり
総席数:68席
HP:https://www.instagram.com/sumibihazime