職場で男性は女性の2倍気を使うことが判明

職場での悩みが多い方が沢山いるかと思いますが、いくら解決をしようと試みても、なかなか会社のスタンスや、ヒエラルキーなどでそれを乗り越えることが難しく一人で抱える日々が増えてきます。そんな会社という仕組みにどうしてもうまく付き合えないという方はどうしたらよいのか。こんなデーターが出ております。

男性は女性の2の気をつかう

ちょっと残念なデーターが出ております。海外メディア「Mirror誌」によりますと、イギリスの大手仕事検索サイト「Totaljobs」と共同でアングリアラスキン大学が研究した結果によると驚くべき結果が出たというのです。

今回は2000人のミレニアル世代(2000年代に成人・社会人となった世代)英国人労働者と250人のマネージャーを対象に、オフィスで何が起きているのかを調査。

具体的には、職場環境で人々がどのように喜怒哀楽を示すかをを調査。

それによると、男性は女性よりも感情的になり、女性は仕事中にストレスや欲求不満を感じる可能性が高いという。

男性は女性よりも、感情的に仕事に取り組み、締切に間に合わなくなる・予算超過などにシビアな感情を抱くという。

男性は2倍の割合で怒りや叫び声を上げ、忙しい時に辞める

また、男性は自分の考えが無視されたと感じた場合、相手に対し怒りを覚えたり叫び声を上げたりする確率が女性の2倍だという。

つまり男性は、感情的な行動を起こす可能性が高く、しかも仕事が最も厳しい時期に仕事を辞める可能性が20%高いという。

男性はパワーバランスに感情を抱きやすい

アングリアラスキン大学のテリーシンプキン博士は次のように説明しているという。

男性は怒りや誇りなど、パワーバランスに関して感情をいだきやすい可能性が高い。職場は多くの人に評価される環境であり、いつどこでどのような感情を誰と共有するといった状況を見られる。それを悪く判断されることを恐れるため、感情を抑えがちになる。

また博士はアイデンティティの問題もあるという

若者にとって職業上の役割にあったアイデンティティを出すことは困難。失敗への恐怖・成功への恐怖、そしてそれに見合わない恐怖などあらゆる恐怖と戦う。

ただ、そのネガティブな感情と経験が年齢とともに無くなることを期待しているのだということです。従って、感情とは裏腹に可能な限り従業員に親切にする必要があると感じるのだという。

ということで、やはり男性は職場において、感情を押し殺し神経を非常に使うことが明らかになり、結果、感情爆発しやすいことも指摘されております。

これは男性の宿命か。

女性の2倍も気を使う。こんな状況では精神状態がもたない。

こちらの方のように自由奔放に生きることができればいいが、そうも行かない。

とはいえ、お金を稼ぐために我慢しなければならない男性の宿命でもあり、仕方のないことなのかもしれませんが、なんとしてでもその精神的苦痛は除去していきたいものです。

掲載元
https://www.mirror.co.uk/news/weird-news/men-twice-emotional-women-work-21333695

画像掲載元:写真AC