ついに初勝利、競走馬サバノミッソーニ、名前がかわいいと話題に

image:秒刊SUNDAY

長く競馬を見ていると、時折変わった名前の競走馬というのが出てくるものです。「オレハマッテルゼ」「レッツゴードンキ」「イヤダイヤダ」「ネコパンチ」あたりは成績も優秀な競走馬でした。そんな珍名馬のニューカマー「サバノミッソーニ」が初勝利をあげたことで「名前がかわいい!」と普段競馬を見ない人からも話題になっています。

「サバノミッソーニ」6戦目で7馬身差の圧勝!

その変わった名前で話題になっていた「サバノミッソーニ」が、3月9日大井競馬場第3レースでついに初勝利をあげました!逃げ切り7馬身差の圧勝というレースぶりに、これからの活躍が期待できそうですね。

名前がかわいいという声多数!

「サバノミッソーニ」という、あまりに個性的な馬名。これに対して名前がかわいい!という声があがっています。

そういえば「モチ」なる馬もおりました。オープン特別(当時は重賞のひとつ下のグレード)を勝ち上がり、皐月賞に出走(惨敗)するという名前だけでなく記憶にも残る競走馬でしたね。「モチが伸びてきた!モチが伸びてきた!モチが伸びる!」という実況は競馬ファンの間で語り草になっています。

「サバノミッソーニ」の名前の由来は・・・

大方というよりも全員お分かりかと思いますが、当然ながら「鯖の味噌煮」から来ているようです。逆に他の由来があるのなら、そちらを聞いてみたい気がしますよね。

サバという魚は優秀で、サバの缶詰も骨まで食べられて栄養もあるし保存食にもなって、日本人が作ったすごくいい物。一番いい物なんじゃないかなということで、そういう馬になって欲しいという願いを込めてつけたそうです。

引用:サバノミッソーニ、デビュー

祖父(母父)ネオユニヴァースが前日亡くなっていた・・・

祖父(母父)にあたる「ネオユニヴァース」は、奇しくもレース前日3月8日に天に召されています。ネオユニヴァースは皐月賞・ダービーの2冠馬であり父にあの「サンデーサイレンス」を持つ良血馬。更には世界最高賞金レース「ドバイワールドカップ」を制した「ヴィクトワールピサ」の父親でもあるのです。

そんな一流競走馬の血を受け継いでいる「サバノミッソーニ」は、「ネオユニヴァース」が亡くなった翌日のレースで今までの不振がウソのような圧勝で初勝利を果たしました。何か見えない力が背中を押したような気がしてなりません。これからの活躍に期待しましょう!

珍名といえば、非常に今っぽい珍名馬がいらっしゃいました。2021年3月現在未勝利ではありますが、GoToトラベル再開と共に逆襲はあるのでしょうか。ちなみに、こちらの競走馬の祖父(父父)も「ネオユニヴァース」なんですよ。