長く競馬を見ていると、時折変わった名前の競走馬というのが出てくるものです。「オレハマッテルゼ」「レッツゴードンキ」「イヤダイヤダ」「ネコパンチ」あたりは成績も優秀な競走馬でした。そんな珍名馬のニューカマー「サバノミッソーニ」が初勝利をあげたことで「名前がかわいい!」と普段競馬を見ない人からも話題になっています。
「サバノミッソーニ」6戦目で7馬身差の圧勝!
その変わった名前で話題になっていた「サバノミッソーニ」が、3月9日大井競馬場第3レースでついに初勝利をあげました!逃げ切り7馬身差の圧勝というレースぶりに、これからの活躍が期待できそうですね。
【大井3R】#サバノミッソーニ が7馬身差で逃げ切り初勝利!https://t.co/APbygLEdc3
— netkeiba (@netkeiba) March 9, 2021
名前がかわいいという声多数!
「サバノミッソーニ」という、あまりに個性的な馬名。これに対して名前がかわいい!という声があがっています。
サバノミッソーニなんゆう馬おるんか(笑)かわいいじゃん
— まるしも (@Marushimo_volpe) March 9, 2021
サバノミッソーニ笑笑かわいい
— soil (@ItoMikoR) March 9, 2021
そういえば「モチ」なる馬もおりました。オープン特別(当時は重賞のひとつ下のグレード)を勝ち上がり、皐月賞に出走(惨敗)するという名前だけでなく記憶にも残る競走馬でしたね。「モチが伸びてきた!モチが伸びてきた!モチが伸びる!」という実況は競馬ファンの間で語り草になっています。
モチたまらん、かわいすぎる、サバノミッソーニも最高にかわいい https://t.co/p2xwyRXXfs
— りるたま (@lirutama) March 9, 2021
「サバノミッソーニ」の名前の由来は・・・
大方というよりも全員お分かりかと思いますが、当然ながら「鯖の味噌煮」から来ているようです。逆に他の由来があるのなら、そちらを聞いてみたい気がしますよね。
【写真で見る南関東競馬/無料】
11/19(木)に大井競馬場でデビューした #サバノミッソーニ。管理する大宮和也調教師が名前の由来も教えてくださいました。「最初に名前を聞いた時はよく通ったなぁと思いました(笑)。サバという魚は優秀で、サバの缶詰も骨まで食べられて…」https://t.co/AdUgXHcObL
— netkeiba (@netkeiba) November 24, 2020
サバという魚は優秀で、サバの缶詰も骨まで食べられて栄養もあるし保存食にもなって、日本人が作ったすごくいい物。一番いい物なんじゃないかなということで、そういう馬になって欲しいという願いを込めてつけたそうです。
祖父(母父)ネオユニヴァースが前日亡くなっていた・・・
祖父(母父)にあたる「ネオユニヴァース」は、奇しくもレース前日3月8日に天に召されています。ネオユニヴァースは皐月賞・ダービーの2冠馬であり父にあの「サンデーサイレンス」を持つ良血馬。更には世界最高賞金レース「ドバイワールドカップ」を制した「ヴィクトワールピサ」の父親でもあるのです。
しかもサバノミッソーニさん、母父がネオユニヴァースなんですよね...
これ天に召されたネオユニヴァースが背中押してくれただろ絶対...— eclair (@eclair__game) March 9, 2021
そんな一流競走馬の血を受け継いでいる「サバノミッソーニ」は、「ネオユニヴァース」が亡くなった翌日のレースで今までの不振がウソのような圧勝で初勝利を果たしました。何か見えない力が背中を押したような気がしてなりません。これからの活躍に期待しましょう!
珍名といえば、非常に今っぽい珍名馬がいらっしゃいました。2021年3月現在未勝利ではありますが、GoToトラベル再開と共に逆襲はあるのでしょうか。ちなみに、こちらの競走馬の祖父(父父)も「ネオユニヴァース」なんですよ。