北海道の流氷に乗ると死ぬ、道民が幼い頃叩き込まれた命を守る知識が参考になると話題

北海道は、寒い。試される大地とはよく言ったもので、その厳しすぎる寒さの影響によって色んな危険が潜んでいるのだ。今回話題になっていたツイートは、道民ならば誰でも「わかる」と言ってしまうけれど、道民以外はあまり聞きなれないようなもの。しかし、先日流氷で流された大学生のように、守らないと命にも係わる注意喚起です。

道民の心得

北海道で生まれ育った人は間違いなく幼いころに親に口をすっぱく言われていた事。流氷に流されると死ぬ、キツネを触ったら死ぬ、つららの下に立ったら死ぬ、外が真っ白な日に外に出たら迷って死ぬ、雪の上でうまく歩けないと転んで頭を打って死ぬ、クマに会ったら死ぬ、という6か条。実際に北海道民の筆者もコレ、死ぬほど聞いてきました。

流氷に流されると死ぬ...?

九死に一生を得た「流氷の上で写真撮影してた大学生」に関しては本当に運がよく、陸に向かって流氷が流れてくれて本当に良かったです。極寒の海に落ちたら、本当に何分も動いていられないでしょう。

道民にとっては「あるある」

実際にキツネにはエキノコックスと呼ばれる寄生虫がいることがあり、人にもうつるため大変危険。そして冬の時期ならどのお宅にも出来るつららの大きさも、大きいものだと長さ3メートルくらいのものもあるので、頭に当たるととんでもない事になってしまいます。子供の頃は無邪気にキツネに触ろうとするし、つららを剣にしたいがためつららに近づくこともあるので、大人の人に怒られてました。

他にも、こんな事に気を付けて

実際旅行で来ている人で、氷点下の外で鉄に触ってしまい、くっついてしまうこともあるようです。気を付けて。

除雪作業車等は、普通の乗用車に比べて非常に周りが見え辛く、しかも音もうるさいため周りで遊んでいると死んでしまいます。子供には要注意です。

このように、冬の北海道をなめてかかると本当に死んでしまう事があるため、旅行などで訪れた際はこの注意喚起を思い出してくださると幸いです。

画像掲載元:写真AC