残ったおせちをホットケーキミックスと混ぜて激ウマなスコーンを作ってみた

お正月はおせち料理という人も多いと思いますが、そろそろおせちに飽きてきて余る食材が出てくるのではないでしょうか。余ったおせちを使って何か作れないかと知恵を絞ってみたところ、洗い物がほとんど出ない上にお手軽にできる「煮豆」を使った料理を思いついたのでご紹介します。

洗い物がほとんど出ない「かんたん煮豆スコーン」

「スコーン」といえば、スコットランドの家庭料理でジャムやクリームチーズをつけて食べる重めのパン。日本ではカフェで紅茶のお供として提供されることも多いですよね。そんな「スコーン」とおせち料理で余ってしまった「煮豆」を組み合わせてみました。

まずは材料を調達する

それでは「かんたん煮豆スコーン」の材料です!

材料1ホール(8切れ)分

ホットケーキミックス 200g

牛乳 35ml  バター 15g

ケーキシロップ 10ml

余った煮豆 お好きなだけ

ジッパー付ポリ袋(ジップロック)

牛乳の代わりに水、ケーキシロップの代わりにはちみつでもおいしく作れます。

「かんたん煮豆スコーン」の生地づくり

材料が揃ったら、ジッパー付きポリ袋に全て入れます!この時牛乳だけは、定量よりも若干少なめに入れてください。ホットケーキミックスの種類によって水分の適量が若干変わるためです。

空気を抜いて密封したら揉みます!数分間揉みます!揉み続けても下記のように粉が残る場合は、牛乳を追加。数滴垂らして密封して粉っぽさがなくなるまで繰り返すのですが、牛乳を一気に入れずに必ず数滴ずつです。これは牛乳を入れすぎるのを防ぐためで、もし柔らかくなりすぎた場合はホットケーキミックスを追加して調整してください。

水分が適量であれば粉っぽさがなくなり、キレイな塊になってきます。耳たぶくらいの堅さになり、袋の内部に生地が張り付かずにきれいに剥がれるようになるのが目安です。

生地が出来たら袋から取り出して、50㎝くらいに長めに切ったアルミホイルの中央に広げます。丸く広げたら指でくぼみを作り、煮豆をセットしていきましょう。

生地が出来たら焼いていきます

アルミホイルを生地の下になるように重ね、800Wのオーブントースターで4分(余熱無し)で焼きます。機種によって若干時間が異なりますので、表面に軽く焼き目がついて甘い香りが漂うくらいを目安にしてください。

トースターから取り出したら、出来上がり後に切りやすくするために包丁やナイフで軽く切れ目を入れておきます。

切れ目を入れたらアルミホイルで全体を完全に覆い、トースターで12分~15分焼きます。12分だと中身がしっとり15分だとさっくり仕上がるのですが、こちらも機種によって出来上がりが変わってくるので短い時間で作ってみて焼きが足りないようなら焼き時間を延ばすようにしてください。

焼きあがったらトースターから取り出して完成です!ふっくらこんがり仕上がりました!

それでは、いざ実食!

こんがりとして美味しそうに出来ました!バターとホットケーキミックスの甘い匂いが漂ってきて、もうたまりません!いただきまーす!

外サクっ!中もっちり!ホットケーキミックスの優しい甘さとケーキシロップの豊潤な甘さが混ざって、何もつけていないのに程よい甘さ。サクサクした食感の中に煮豆のフワッとした食感と風味があって、飽きの来ないスコーンが完成しました!これはかなり美味です!

煮豆が苦手という人は、紅茶の葉やチョコチップ等を生地に混ぜるだけで簡単にアレンジスコーンが出来ますよ。

守って欲しい注意事項

やけどに注意!

オーブントースターから出し入れをするので、やけどに注意してください。アルミホイルが熱くなっているので要注意!

牛乳の量に注意!

生地作りの際、牛乳を少しでも多く入れてしまうと柔らかくなりすぎてしまいます。少量ずつ生地を確かめながら作ってください。失敗した場合はホットケーキミックスを追加することでリカバーが可能です。

「スコーン」といえば紅茶という人が多いと思うのですが、筆者はカフェオレ派です!無糖カフェオレと「かんたん煮豆スコーン」、ぜひ試してみてください!

「おせちもいいけどカレーもね!」というフレーズを覚えている人は筆者と同年代だと思いますが、こちらを食べると「おせちもいいけど雑煮もね!」と言いたくなるかもしれません。

画像掲載元:SS.ナオキ