2021年でも元気に個人ニュースを更新しているサイトまとめ

個人ニュースサイト

image:秒刊SUNDAY

個人ニュースと言うジャンルをご存知だろうか。かつて今のように、TwitterやFacebook、インスタグラムもないような状況下、一般の人が発信するツールとして、ブログと言うメディアがあったが、それすらもない状況下、発信するすべとして唯一「HTML」を記載してWEB上にアップロードすると言うアナログな手法でしかなかった。その中で人気の高かった発信サイトは「個人ニュース」と呼ばれるジャンルとして親しまれておりました。

個人ニュースサイトとはなにか

今のようなSNSやブログがない時代に、HTMLを直接書き、法人ではなく個人がニュースを発信するサイトである。基本テキストベースで、他社のニュースを紹介し、時にはコメントしていくというスタイルが主ではある。

基本的なスタイルとして今のニュースで言えば

ゴリラが新型コロナウイルスに感染(GIGZINE)
https://gigazine.net/news/20210112-gorillas-coronavirus-positive-san-diego/

このような形式で、タイトル(サイト)URLといったシンプルなもので、それに対してのコメントをつけても良い。

ただ、「いいね」や「リツイート」などがある時代でもないので、ひたすら「アクセス数」だけを頼りに発信していくのみである。

とはいえ、1日数万PVというサイトもザラにあり、個人ニュースサイトとはいえ、大手企業サイト以上の発信力を持つ、驚異的なサイトもあった。

そのなかでも人気の高かった個人ニュースサイトは今どうしているのか。言い忘れたが、個人ニュースサイトが全盛期だったのは、1990年〜2000年。今から20年も前だ。そんな個人ニュースサイトが今でも存在するのか、興味本位で調べたところなんと、わずかではあるが現存し、更新を続けているサイトもあるようだ。

今回は、そんな個人ニュースサイトの中で特に人気の高く、そして今でも更新を続けているサイトをいくつか紹介したい。

今でも更新を続けている個人ニュースサイト

TBN
http://tbn17.com/

かーずSP
http://www.karzusp.net/

朝目新聞
http://www.ne.jp/asahi/asame/shinbun/

えごん
https://egone.org/

EB
http://www.earlbox.sakura.ne.jp/

情報屋さん
http://jyouhouya3.net/

駄文にゅうす
https://dabun.net/

無駄な領域リサイクル
http://www.mudana.net/

アキバBlog
http://blog.livedoor.jp/geek/

イイ・アクセス
https://iiaccess.net/

ねたたま
http://netatama.net/

楽画喜堂
https://www.rakugakidou.net/

春が大好きっ
http://harusuki.net/

駿河電力/スク水.jp
http://www.sukumizu.jp/

ひろぶろ
http://www.hiroburo.com/

ブログ・SNSの登場とともに、徐々に消えていった個人ニュースサイト。時代とともにFlashはニコニコ動画やYouTubeとなっていったのと同じくして、その役目を失ったのかもしれない。

とはいえ、20年前愛読していたサイトがまだ現存するのは正直嬉しい気持ちだ。更新スタイルを変えるサイトもあるが、サイトそのものがあることは非常に心強い。

そんな中、逆に更新を止めてしまった人気サイトは以下のとおりであります。

残念ながら更新停止・閉鎖したが、人気のたかったサイト

俺ニュース※アーカイブ
http://dnarna-mirror.sabimaru.mydns.jp/

カトゆー家断絶(消滅)
http://www6.ocn.ne.jp/~katoyuu/

ゴルゴ31(更新停止)
http://www.golgo31.net/

エルエル(消滅)
http://10e.org/

電脳遊星D(消滅)
http://planet-d.hp.infoseek.co.jp/

RinRin王国(更新停止)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~rinou/

まなめはうす(消滅)
http://homepage1.nifty.com/maname/

ザイーガ(更新停止)
http://www.zaeega.com/

今後上記サイトが復活してくるという僅かな可能性に期待を込めたいところではあるが、そもそもWEBでの発信が、SNSなどがメインとなってしまっている昨今、今更HTMLのみで情報を発信していくという価値があるかどうか、それは運営者のみぞ知るものとなる。

かくいう、秒刊SUNDAYも羅列系のニュースを取り扱っていた頃もあったが、時代の流れとともに取り扱わなくなった。しかし、形は変われどニュースそのものの必要性は失われない。今後も発信することは大事な使命でもある。