13年ぶりの新型新幹線、N700Sに鉄ヲタ大歓喜、一体何がちがうのか

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iPhoneはほぼ毎年新型が登場するのですが、こちらの作品(車両)はなんと13年ぶりなのだということです。そうです、新幹線の新型車両N700Sです。太平洋側のJRではおなじみのこの新幹線の車両で、フルモデルチェンジということですので相当な変更が加えられているのは当然です、10年ごとのチェンジとなると次は2030年になってしまいます。その頃はリニアが走っているのかもしれませんが、新型というのはいち早く乗りたいものです。

N700Sとは

さてN700Sとはどのような車体なのでしょうか。そもそもN700という名前がある以上、ベースは700系で、700SはそれをカスタマイズしたものがN700となります。元祖700系は1999年に登場しており、2020年3月1日に引退しております。

そして700系を改良したものはN700A(Advance)、そして更に改良をしたものが今回のN700Sで、「最高の」という意味合いの「Supreme」からSがつけられているわけです。

特徴として、最も凄いのは、停電しても走れるというリチウムイオン電池を搭載。地震や台風で何らかのトラブルがあってもバッテリーで走ることができるという、なかなかのハイテク仕様。電池の持ちが心配ですが、スマホよりは持つのでしょう。

ノーベル化学賞の「吉野彰」に感謝です。

更に全席にコンセント搭載し、背もたれも座席が沈み込む仕様となり快適感がアップ。ということで、最高でラグジュアリーな空間がそこにはあるわけで、スマホやPCのコンセントを客同士で奪い合うケースが解消されます。

Source:JR

早速走行写真が撮影される

ネットでも早速N700Sの走行写真が撮影されツイッターにアップされております。とはいえ見た目はほぼN700Aと代わりはないので、何が違うの!?と思う方がほとんど。

違うのは、真ん中にあるロゴが「巨大なA」から「巨大なS」に変わっているという点です。変わっている?でしょう

こちらはN700Aのロゴ。青く流れる形状

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こちらはN700Sのロゴ。パッと見、ここしか変わりはありません。

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以前の調査で車体番号が判明しておりました。この車体番号で走行するかは不明です。

何れにせよ、現在のぞみ車両のみで、のぞみが停車しない駅では利用できないのが難点ですが、今までの流れを考えれば、次第にひかりやこだまにも使われることとなりますので、コンセント問題がこれで解消されるのは間違いないでしょう。