マイナポイント速攻ダウン、5,000円目当てにクラウド崩壊、恐怖のブルースクリーン

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本日からキャッシュレス決済5%還元が終了します。と、同時に示し合わせたかのように、政府がすすめるマイナポイントの受付が開始されます。こちらもキャッシュレス決済ですのでオンラインでカネを持つわけですが、特徴として、最大5000円分のポイントがもらえるというから登録しない手はありません。となると申込みは殺到するのは必至なのですが一体どうなったのでしょうか。

早速公式サイトはダウン

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さてまず、公式サイトを見てみると、既にサイトがダウン。どうやらサーバーに集中アクセスが有る模様で、分散処理が間に合っていない、時代はクラウドなんですよ、状態です。こんな状況で登録してもおそらく登録はできないだろうと思いつつも、興味本位で登録してみます。

が、しかし5000円ゲットの道のりは想像以上に厳しかった。

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登録にはマイナポイントのアプリ及び、マイナンバーカードが必須になります。マイナンバーカードを読み取らせて、ポイントと紐付けるわけですが、これがなかなかうまくいかない。

試行錯誤してようやく認識してくれたのだが、これを何度もやるとなると正直手間がかかる。また、当然のことながら、アプリのないガラケーや電子証明書を読み取れない機種のスマホは対応していないので、ここで多くの人が躓くのだろう。

その後、キャッシュレス決済サービスと連携、今回は普段利用する「ファミペイ」と連携。しかし、IDやらセキュリティーコードなど、見に覚えのない番号を要求され、結構苦戦。

その後、再びマイナンバーカードを読み取らされる。一体何度この手順を踏むんだ・・・と思いつつもようやく読み込んだと思ったら

恐怖のブルースクリーン。

おいおい、Windows95の時代は終わったんだぞと、時代はクラウドなんだぞと、問い詰めたいわけですが、ここまで来てこの状況を察するに、登録は出来ない。そればかりか今まで入力したものは全て水の泡というわけです。

おそらく、サーバーがアクセス集中し、登録サイトへ接続する際にうまくいかなかった模様。

たまたまマイナンバーカードが手元にあったから良いものの、下手すればマイナンバーカードをそもそも申請し、そこからカードが家に届いてから更に今回の手順を踏むというかなり長い道のりになりそう。

この手順をもう一度繰り返すのは正直苦痛でしかないので、今回は諦めるが、マイナンバーカードと電子証明書を読める端末限定という、かなり敷居の高い、まさしくマイナーなポイントカードだが意外に申請者が多いようだ。

登録には枠が決まっている?

登録には上限枠が決まっているのではないかという素朴な疑問があるが、答えとしては結構グレーだ。予算としては2000億円の上限があるので、それ以上は出せないことを想定すると、枠があるかどうかと言われれば、あるのだろう。ただし、早急に枠がうまるわけでもないとのことだ。

理論上は予算という上限があるが、実際は早急に枠が埋まってしまう状況でもない。まずポイント付与の予算は2000億円だから1人上限5000円として枠は4000万人分ある。一方、マイナンバーカードの保有者は6月25日時点で2204万人。月間のカード申請件数はコロナ下の巣ごもりで急増した5月の実績でも約150万枚だから、そのペースで増えても1年はかかる計算。

引用:日本経済経新聞

以前は人気のマスクの販売サイトがダウンする問題もありましたが、今回は落ち着いた時点で再度挑戦したい。

Source:マイナポイント