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12月9日の新料金プラン発表、docomo(ahamo)の20GBで2,980円という衝撃的な新プランの後出しにも関わらず対抗策を打ち出せなかったKDDI(au)。ソフトバンクもahamoの対抗策を打ち出しており、完全に取り残された感のあったauが、1ヶ月の沈黙を破り新プランをぶち上げてきました!
2,480円の衝撃!
KDDI(au)は20GBで2,480円のプラン「povo」を打ち出してきました。12月9日に新料金プランを発表した際は、そのわかりにくさと価格の高さから「au解約」が一時トレンドとしてネット上を賑わすなど、auに厳しい評価が下っていました。
参考:au新プラン「povo」
docomo、ソフトバンクとの違いは?
docomo(ahamo)とソフトバンクの20GBプランに明確な違いはほとんどなく、ソフトバンクがLINEのデータを使用データ量にカウントしない「LINEがギガノーカウント」があるくらい。その他ahamoは82カ国追加料金無しでデータ使用可能を打ち出しておりますが、ソフトバンクはいまのところ未定。
これに対しauは20GBで2,480円とdocomoやソフトバンクよりも月額500円下げてきており、グループ会社であるUQmobileが完全に霞むほどの低価格。とはいえ5分話し放題がオプション(500円/月)となっているため、実質横並びといっていいでしょう。
・au(pavo)・・・20GB 月額2,480円 1通話5分話し放題(オプション500円/月)
・docomo(ahamo)・・・20GB 月額2,980円 1通話5分話し放題(無料)
・ソフトバンク(Softbank on LINE)・・・20GB 月額2,980円 1通話5分話し放題(無料)
オンラインでのみ申し込み等、詳細もほぼ同じ。さすがに最初に衝撃のプランを発表したdocomoを超えるのは難しかったようです。これに対しMVNO各社がどんなプランを打ち出してくるのか、楽しみになってきました。
ネットの声は・・・
1通話5分話し放題が必要なら500円のオプションというのは、よく考えられたプランだなと。契約してみて通話料が高くなるならオプションでつけられる、というのは安心感がありますね。これはdocomoとソフトバンクが追随してきそうです。
au版のオンライン完結型新料金プランこと、povo、面白いところに着地させたな、と思った。
中身自体はdocomoのahamoと似た感じだけど、月額500円追加で5分通話し放題をオプション、200円で24時間データ使い放題(これはちょっと分からなかった)、といったオプションで値段が変わっていくらしい。— Takayuki Amino (@konyankoski) January 13, 2021
200円で24時間データ容量無制限のオプション、かなり好意的な意見が多いようです。テザリングに関してはいまのところ未定ですが、OKなら仕事需要はかなり高そう。筆者も外出先PCを使って仕事することがあるので、テザリング可能であればpovoで決まりかも。
24時間200円無制限はいい。
今日だけ動画を大量にダウンロードしたい時とか、今日はテザリングでTV会議とかにはいいかもしれない。#au
⇨
20GBが月額2,480円、auのオンライン専用の新料金「povo (ポヴォ)」を提供 | 2021年 | KDDI株式会社 https://t.co/BEwX3tafy6— 赤紫 (@aka_murasaki) January 13, 2021
やはり横並びだという意見が多いですね。1日データ使い放題は好評なので、こちらもdocomoとソフトバンクが黙っていないかも。
auの新プランpovo、5分通話無料が500円のオプションになってるってだけで、実質他社と横並びですね。(ワイモバ、UQの料金の構図と同じ)
1日単位でデータ使い放題が使えるのが特徴かな。 pic.twitter.com/l0RNRuyX6z— yum (@szk_35s) January 13, 2021
これでほぼ横並びとなった3大キャリアの低価格戦争。音声通話を使わない方や突発的に大容量が必要な方ならau(povo)、LINEでデータを大量に使う方でしたらソフトバンク、海外で頻繁に使われる方やブランドに拘る方はdocomo(ahamo)との棲み分けが出来るのかもしれません。
source:au
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