IT化が進み活字離れが叫ばれている昨今ですが、スマホやPCなどでも日本にお住いの方でしたら、日々漢字を目にする機会も多いでしょう。その際、読めない漢字に遭遇したことはありませんか?今回は、読めたらすごい!意外な読み方をする難読漢字を、クイズ形式で5問出題いたします。楽しみながら漢字を学べるので、最後までチャレンジしてみてくださいね。
【1】丁髷
「丁髷」は何と読む?
【ヒント】江戸時代の男性の髪形です。ち〇〇〇〇。「ち」から始まる5文字の言葉といえば?
答え:丁髷→ちょんまげ
丁髷(ちょんまげ)は明治4年(1871)断髪令が出て廃れていき、現在では力士などが結うだけです。
明治四年(一八七一)に発布された従来の男子結髪の風の廃止を自由にした布令。
引用:コトバンク
【2】搦める
「搦める」は何と読む?
【ヒント】か〇める。「か」から始まる4文字の言葉です。
答え:搦める→からめる
「搦める」の意味は、搦る(とる)・巻き付ける・縛りあげることです。また、別漢字では絡める(からめる)があります。
【3】牧う
「牧う」は何と読む?牧場(ぼくじょう)の牧という漢字ですが、ぼくうとは読みません。
【ヒント】や〇〇う。「や」から始まる4文字の言葉です。
答え:牧う→やしなう
上記の他、牧う(かう)とも読みますよ。別漢字では養う(やしなう)が一般的には使われているようです。
【4】厳つい
「厳つい」は何と読む?厳格(げんかく)の厳という字に、ついという送り仮名をつけますが、読み方はげんついではありませんよ。
【ヒント】厳ついの意味は、ごつごつして、やわらかみがないこと。「あの人は、厳つい顔立ちをしている。」など使うこともありますよ。
答え:厳つい→いかつい
送り仮名を変えると、厳しい(きびしい)・厳か(おごそか)・厳めしい(いかめしい)と読みます。あわせて覚えておきましょう。
【5】鬣
「鬣」は何と読む?読めたらすごい、漢検1級レベルの超難読漢字です!髭(ひげ)という漢字に似ていますね。
【ヒント】馬や雄ライオンなどの動物の首にすじに生えた長い毛のこと。そのことをさす言葉といえば?
答え:鬣→たてがみ
ここでもう1問クイズです!縞馬(しまうま)の鬣(たてがみ)は何色でしょうか?
1.白
2.黒
3.白と黒のストライプ
※答えは最後の行に記載したします。
今回は、意外な読み方をする難読漢字でしたが、難問ぞろいで頭を抱えられた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
クイズだと楽しみながら、漢字を覚えられるので秒刊SUNDAYの漢字記事一覧でよろしければチェックしてみてくださいね。
意外な発見もあるかもしれませんよ。
※縞馬(しまうま)の鬣(たてがみ)の色は?
(答え)3.白と黒のストライプ
Source:漢字辞典オンライン