「一尺八寸」←漢数字を含んでいる難読過ぎる苗字4選!

「一尺八寸」と書かれているこの4文字の漢字。読み方を聞かれたら、迷うことなく「いっしゃくはっすん」と答えるでしょう。確かにこの漢字は「いっしゃくはっすん」と読みます。しかし、この漢字が苗字を表す時には全く別の読み方をします。あなたはその読み方を答えることができるでしょうか。今回は漢数字を含んでいる難読苗字の問題です。

苗字としての「一尺八寸」の読み方は...。

「一尺八寸」が苗字を表すときには「かまつか」または「かまづか」と読みます。

「鎌」という名前の道具をご存知でしょうか。窯は草や芝を刈り取るのに用いる農具の一種で、その柄(つか)の部分の長さが一尺八寸なのだそうです。そのことから、「一尺八寸」を「かまつか」または「かまづか」と読むようになったようです。この由来を知らないと、とても正しくは読めそうもない苗字ですね。

次の苗字は「百々米木」さんです。

「百々米木」さんという苗字はどのように読むのでしょうか。

「百々米木」さんは、「とどめき」さんと読みます。

越中(現在の富山県)発祥ともいわれる伝統的な苗字だそうです。伝統的な苗字であっても多くの人が読み方を知っているとは限らないのかも知れません。

次の苗字は「四月一日」さんです。

「四月一日」さんという苗字は何と読むでしょうか。

「四月一日」さんは、「わたぬき」さんと読みます。

昔は、冬の間に防寒のために着物に綿を詰めていたそうです。詰めていた綿は、衣替えのために旧暦の四月一日に抜いていたそうです。このため、「四月一日」と書いて「わたぬき」と読むようです。また、「四月一日」には「つぼみ」という読み方もあるようです。

最後の苗字は「四十九院」さんです。

「四十九院」さんという苗字は何と読むでしょうか。

「四十九院」さんは、「つるしいん」さんと読みます。

「四十九院」のどこをどのように見ても「つるしいん」とは読めないような気がします。知っている人だけが読むことのできる苗字なのかもしれません。

今回は苗字の中に漢数字を含んでいる苗字を出題してみました。「一尺八寸」「百々米木」「四月一日」「四十九院」という4つの苗字のうちあなたはいくつの苗字を読むことができましたか。

今回の漢字の問題は苗字に関するものでしたが、漢字の問題一覧 別の種類の問題もたくさんあります。興味のある方はどうぞご覧ください。