香港で事件を起こした刑事事件の容疑者を、中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」の内容が発表されてから、香港ではデモが連日のように行われ抗議活動者と警察隊が衝突する事態に。事態が収束しないことを受け、香港政府トップの林鄭月娥・行政長官が「逃亡犯条例」改正案の撤回をする見通しとなりました。
「逃亡犯条例」改正案の撤回へ
香港のケリー・ラム行政長官が、審議停止中の「逃亡犯条例」改正案を完全撤回すると表明。運動側が掲げる５つの要求のうち１つが認められたことになります。すごいな。https://t.co/vW3MQ6rXoy
— たまさか (@TamasakaTomozo) September 4, 2019
一国二制度という特殊な統治下にある香港ですが、「逃亡犯条例」改正案により香港市民が引き渡されることで、一国二制度の事実上の崩壊に繋がるのではないかと懸念されていました。
しかし、「逃亡犯条例」改正案の撤回により香港市民が勝利したと日本でも歓喜する事態に！
香港市民の勝利へ！
この報道を受け日本でも「香港の自由を守る戦いが一歩前進した」「デモの勝利」「純粋に嬉しい」「デモが報われて良かった」とコメントも。
急転直下！ 最悪の事態を回避できてまずはホッと一安心。（た） https://t.co/Q3UptxmIwx
— 日本ペンクラブ言論表現委員会 (@JapanPenFreedom) September 4, 2019
香港の逃亡犯条例撤回マッッ？
— ねおしぐま (@tri__sigma) September 4, 2019
逃亡犯条例撤回、本当ならおめでとう
— シーサ⚙めざせハグルマスター (@seaser_klink) September 4, 2019
また、行政長官の責任問題にまで波及し辞任するのではないかとの声も。
しかしこのまま中国が黙っているとも考えにくいこともあり、「中国政府が林鄭月娥行政長官を更迭する」「香港駐留中国軍部隊の動きを警戒すべき」「中国共産党だから、別のもっとヤバい条例を生み出すかも」というコメントもあることから中国政府の報復条例や反応も今後気になるところです。
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