昨夜の地震で漏水か、水道管破裂ではなく別の原因だったことが明らかに

10月7日午後10時41分ごろ、千葉県北西部を震源とする強い地震が発生し、東京都・埼玉県の一部で震度5強を観測しました。この地震で、水道管から漏水したのか、道路が冠水する被害も報じられました。マンホールから噴き出す水により、水道管が破裂したのではないかともネット上で話題となっていましたが、漏水の原因は破裂ではなく別の要因から発生したものだったのです。

震度5強の地震、都内複数区で水道管破裂か

東京都内で最大震度5強を観測した地震により、都内各所で漏水が発生しました。

東京都によりますと、7日夜の地震のあと23区の合わせて23か所の漏水が確認されましたが、いずれも午前6時までに修理が終わりました。

引用:NHK

すでに修理が終わっているという事で、迅速な対応が行われたことが伺えます。

テレビやインターネットでは、マンホールから水があふれる衝撃的な映像が見られ、「水道管破裂しすぎてびっくり。」「水道管は破裂するしマンホールは溢れるし……。」「舎人ライナー脱輪とか都内水道管破裂とかその他諸々被害が凄いらしい。」と、水道管が破裂したのではないかとネット上で話題となっていました。

しかし、この漏水は水道管破裂によるものではなかったのです。

水道管破裂ではなく、漏水の原因は別にあった!

Twitterで、東京都水道局のアカウントが今回の漏水の原因について、「水道管には破裂や損傷はなく、原因は水道管付属設備である空気弁等の不具合によるもの」コメントしています。

見た目の衝撃に惑わされて、水道管が破裂したのではないかと憶測が流れましたが、原因をしっかりと伝えてくれた東京水道局の情報発信力もさすがではないでしょうか。

すでに修理が終了していることから「夜通し作業していただいて、本当にありがたいです。」「東京都水道局の皆さんのご活躍に頭が下がります。」「朝までに全ての修理が完了って素晴らしいです。」と、感謝の声がネット上に寄せられていました。

昨日の地震で緊急地震速報が鳴り響き、ネットが騒然としましたが、その中でも水道の復旧に尽力してくれた東京水道局の皆さんには頭が下がりますね。