一蘭カップラーメン490円、具がまったく入っていない割り切ったカップ麺を食べてみた

image:秒刊SUNDAY

福岡発祥のとんこつラーメン専門店「一蘭」といえば、味の良さはもちろん様々な工夫で名を馳せる人気店。特に「味集中システム」と呼ばれる衝立と簾で囲われたカウンター席は「おひとりさま」から高い支持を得ています。そんな人気の「一蘭」から490円で具は一切なしという割り切ったカップラーメンが発売されたので、さっそく食べてみることにします。

具なしで490円!割り切った「一蘭」カップラーメンが大人気!

味の良いとんこつラーメンが人気なのはもちろんですが、赤い秘伝のタレや衝立で囲まれた「元祖・フィジカルディスタンス」のカウンター席など一風変わった工夫で常に話題の一蘭。そんな「一蘭」監修のカップラーメンが2月15日に発売されたのですが・・・具なしで価格490円、思い切った価格です!

参考:一蘭「とんこつ」

大人気すぎて品切れ続出!

発売日のうちに買いに行けばいいかな・・・この甘い考えが悲劇を生むことになりました。コンビニ15件、スーパー5件、ドラッグストア5件を見ても全て売り切れか扱いなし!(店員さんに伺ったところ、ローソン以外のコンビニやスーパー等では、入荷自体が定かでありませんでした)

image:秒刊SUNDAY

そもそも地震の影響で、カップラーメン全体が品薄という悪条件。「一蘭見つけるまで帰れません」をセルフで実施しつつ、2時間半後にあきらめモードで入ったローソン・・・

image:秒刊SUNDAY

うおー!!!あったよー!!!全部で11個残っていました。店員さんのお話だと「気にしていませんでした」ということでしたが、他のローソンではあっという間に品切れだという話が多かったので驚きです。とにもかくにも「一蘭」ゲットです!お家に帰れる!

image:秒刊SUNDAY

「一蘭」カップラーメン490円、つくります!

パッケージは全く奇をてらわない、とんこつラーメンをそのまま印刷したもの。あえて具材は入れていないというところからも自信が感じられます。

image:秒刊SUNDAY

バーコードに違和感を感じたのですが、これって代名詞のカウンター席を模しているようです!この辺の遊び心は粋ですね。

image:秒刊SUNDAY

作り方は至ってシンプル。フタを開けてA・B・Cの小袋を取り出すと乾麺が見えます。とんこつ特有の細麺ですね。

image:秒刊SUNDAY

小袋はA→B→Cの順に入れていくようです。

image:秒刊SUNDAY

お湯を入れて規定の4分待とうと思ったのですが、写真を撮りながらなので3分ほどでフタをあけることに。

image:秒刊SUNDAY

Aの粉末スープを開けた時点でとんこつ特有の匂いが漂います、これはかなり本格的な匂い。

image:秒刊SUNDAY

粉末スープが溶け切ったら、液体スープを混ぜていきます。これで完全にとんこつラーメンの匂いです!カップラーメンの匂いってレベルじゃないな・・・

image:秒刊SUNDAY

秘伝のたれ(辛味)を中央に乗せたら完成です!

image:秒刊SUNDAY

「一蘭」カップラーメン、実食です!

それではいっただきま~す!まずはスープから・・・ほう、驚きはないけどカップラーメンとは思えないほどの豚骨感。いい意味での臭みがしっかりと再現されていて、まるで丸一日煮込んだかのような重厚さもあります。一蘭の店舗で食べる味と遜色ないように感じました。

image:秒刊SUNDAY

次に麺を食べてみます・・・うーん、申し訳ないけどこれはカップラーメンの麺。さすがに100円そこそこの麺よりは上ですが、袋麺の少々お高いものと比べると数段落ちるというのが本音。さすがにカップラーメンで「一蘭」店舗の麺の味には近づけなかったようです。

image:秒刊SUNDAY

次に秘伝のたれを溶いてからスープを飲みます。一気に辛味が増して、更に好みの味になったように感じます。辛いのが苦手な方は、少しずつ混ぜていくことを強くオススメ。かなりウマい。

image:秒刊SUNDAY

時間が経っても麺は好みからは程遠いかな・・・既存のカップラーメンと比較しても、特に優れても劣ってもいないというのが本音。490円というお値段からハードルを上げすぎたのが原因ですね。

image:秒刊SUNDAY

具を入れるのはもったいないと思って我慢していたのですが、別のラーメンに入れようと思っていた半熟煮卵を入れてしまいました・・・とんこつラーメンと煮玉子の相性は最高!

image:秒刊SUNDAY

本音を言うと、これで490円は少々高く感じました。少々値は張りますが「一蘭」の店舗でネギとチャーシューとにんにく有りのラーメン食べたほうが満足度は高いかもしれません。

image:秒刊SUNDAY

200円そこそこのカップラーメンなら十分に美味しいと思えたのですが、さすがに490円で具なしということであれば手放しでオススメすることはできません。スープは店舗に近い味なので、一度店舗の味と比べて見るのはアリかもしれませんね。コスパ的にちょっと残念ですがカップラーメンとしては上々の味かな・・・ごちそうさまでした!

文中で作っていた「半熟煮卵」の作り方はこちらになります。

source:天然とんこつラーメン「一蘭」

画像掲載元:SS.ナオキ