食べると催涙ガスの味がする、尖りすぎなアイスが香港で話題に

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アイスクリームといえば、爽快感ただよう、清涼感たっぷりなスイーツというもののイメージが有り、それがなければアイスクリームではありません。もちろん、色々なバリエーションがあってよいかと思うのですが、こちらのアイスクリームはちょっと特殊すぎるようです。

奇妙すぎるアイスクリーム

ということで、話題となっておりますのはこちらのアイスクリームです。見た目は普通なのですが、味わいが特殊。特殊というか、ヤバ目の味わい。

その味とは、催涙ガス味。
そもそも催涙ガス味とはなんぞや、という気もしますが、平たくいえば「黒胡椒味」だということです。

なぜ黒胡椒なのかというと、昨年話題となった香港のデモ活動で警察隊が使った催涙ガスが黒胡椒のようなスパイシーな香りがして、それを食らった方々が、そのトラウマを思い起こすために作られたという、なんとも尖りすぎな味わい。

アイスを食べた客によると

最初は呼吸するのも難しい。それほど刺激的。そのあとたくさんの水を飲みたくなりますので、結果的に水分量は確保できる

と話しているということです。

これを開発したオーナーは、この催涙ガス味を味わい、あのデモ活動の苦い思い出を忘れないでほしい。と話す。

この味わいを再現するために、わさびや辛子などいろいろ試した。最終的には黒胡椒の実を焙煎してからジェラート風に仕上げるようにしたとのことです。

とある日本のアイスクリームも話題でしたが

匂いで昔を思い出すなんてことはあります。
逆に匂いのしないアイスクリームを開発したら、この時期は違う意味で話題になるのかもしれません。

Source:DailyStar