吉野家「牛丼」の保存缶、通常の牛丼並盛と比較してみた結果

吉野家 缶飯

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牛丼といえば吉野家という人は多いと思いますが、筆者もその一人だったりします。いろんな味があるといえ、やっぱり吉野家の牛丼こそが「スタンダード」って思ってしまうんですよね。そんな吉野家の牛丼に「牛丼缶飯」というのがあることをご存知でしょうか。吉野家牛丼の具を使用した「保存缶」と通常の「並盛」と比較してみることにしました。

吉野家の缶詰「缶飯」各種発売中!

意外と知られていない吉野家の缶詰、常温で食べることが出来る「缶飯」は好評発売中。基本的に通販サイトからの購入になるのですが、大手スーパーでの目撃情報もあるようです。とりあえず一缶欲しいので、近所の大型スーパーにで探してみることにしました。

参考:吉野家公式通販ショップ

吉野家「缶飯 牛丼」ゲット!

東日本大震災以来、非常食の備蓄をされる方が激増。最近も震度5弱を記録した地震が関東地方を襲ったため、非常食を揃えた方も増えたと聞きます。基本的には、カンパンなどの手軽に腹を満たすものという感覚なのですが、吉野家の「缶飯」はしっかりとした「ごはん」が食べられるそうです。

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そんなわけで「缶飯 牛丼」を購入、以前は通販のみでしたが現在はイオンなどのスーパーでも買うことが可能です。税抜548円と少々お高いのですが、一体どんな味がするのでしょうか。今回は吉野家店舗の「牛丼並盛」と比較してみることにします。

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吉野家「缶飯 牛丼」実食してみます

缶飯を開けるとこんな感じ。煮詰まった牛肉の下に、玄米が入っています。

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牛丼並盛と比較してみました。全体的に圧縮されているかのように見えます。

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玄米は「おかゆ」のようになっているのですが、外だけ柔らかく芯が「パッサパサ」でした。

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使用している玄米は「金のいぶき」という一流玄米なのですが、缶詰とは絶望的に合いません……。温めて食べればマシになるかと思いきや、温かくなっただけで特に大きな変化はありません。

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肉に関しては米より「マシ」といったレベル。牛の佃煮だと思えば食べられますが、長い時間汁に浸かっているため微妙な味わいになっています。あと、何かすごくクセのある味がするんですよね……自分の口には全くと言っていいほど合いませんでした。

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中身の差はご覧のとおり。吉野家「缶飯 牛丼」と「牛丼並盛」は全くの別物といっていいでしょう。味付け、肉質、米……比較することがはばかられるレベルというのが正直なところ。

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それにしても「牛丼並盛」のウマいことウマいこと。今回は、吉野家の牛丼の素晴らしさを再確認することが出来たのが収穫です。

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保存缶、非常食ということなのである程度の劣化は仕方ないと思ったのですが、平時には完食するのも苦労してしまうほどの商品でした。お値段もお高めなので、これなら一般的な缶詰を備蓄しておいたほうがよさそうです。ごちそうさまでした。

吉野家「缶飯 牛丼」 内容量160g 購入価格税抜548円

現在吉野家では「ポケ盛第2弾」が販売されています。以前のように瞬殺ということはなくなったようですが、未だ人気のようです。個人的には「ソーナンス」のフュギュアを作ってほしいと願っています。

source:吉野家

画像掲載元:SS.ナオキ