GoToEat不正利用対策を受け、さらに手の込んだ不正利用が出現し話題に

GoToEatキャンペーンが始まりました!というニュースは入って来ていても、実際に自分の住んでいる県が対象に入っていなければあまりピンと来ないという方もいらっしゃるでしょう。かく言う筆者も対象外の北海道なので、不正利用とか言われても、そもそも正しい利用方法すらわかっていないという状況でした。今回の不正利用も含め、どのような事が起きていたかおさらいしつつご紹介していきます。

トリキマラソンをはじめとする不正が横行

トリキマラソンとは、チェーン店「鳥貴族」にて、GoToEatの「予約して来店すると、予約人数につきランチ時間帯は500円分の、ディナー時間帯は1000円分のポイントが付与される」というシステムを利用し、鳥貴族の298円のとり釜飯だけを頼み、1000円分のポイントでそれだけを食べると約700円ほどの儲けが出てしまうという事実を利用し、鳥貴族をどんどん予約しはしごしていくという不正。

ご飯を食べられる上にお金も稼げてしまうという事でこのトリキマラソンは一気に広まり、模倣するものだらけになってしまったのです。当然ながら、すぐに対策がなされました。

対策を受け、さらに手の込んだ不正が

先ほども書きましたが、予約人数に対してポイントを付与するというシステムのため、10人での予約だと10人分のポイントが付与されることになります。投稿者さんのお店に来た客は送金手数料を払うから不正利用をさせろと言ってきたところを突っぱねられると「口コミを悪く書いてやる」という脅し文句まで飛び出したそうです。

Twitterの反応

不正利用に目をつぶってくれなければお前の店を悪く言ってやる、なんていう輩がいたとしたら、それは別に客とは言えないですね。

人として最低限持っていなければならないプライドやマナーを守る心を失くしてしまうのはとてもかわいそうな事です。

Gotoトラベルでも変なバグが起こっていましたが、こちらは単純に札幌の試みと全国のお得をどちらも貰えてしまうというラッキーだったので良いですが、不正はいけませんね。

source:GoToEatキャンペーン事業について(農林水産省)

画像掲載元:写真AC